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- 【新!スマホ講座3】もっと賢く検索する方法は?
シニア女性から多く寄せられる使い方のお悩みや、知っておくと便利なことをご紹介する連載。3回目のテーマは「検索方法」についてです。なかなかうまく検索ができない……という悩みはつきもの。賢く効率よく検索する方法を教えてもらいます。
<お悩み〉「スマホで調べたら」と言われても調べ方がわかりません
スマホの検索機能は、辞書と違って、言葉の意味や人名だけでなく、あらゆる事柄を調べられるのがいいところ。とはいえ、ひと言で説明しにくいことは、どう検索したらいいか迷いがちです。
<これで解決!>調べたい事柄を短くまとめて打ち込みましょう
まずはスマホに相談する気持ちで、調べたいことを文章にして打ち込んでみましょう。辞書に載っていそうな一般的な言葉を使って短くまとめるのがコツです。慣れてきたら、ポイントになるキーワードだけにすると入力がラクに。
求めた答えが出なければ、単語を変えたりキーワードを追加してみましょう。
「Googleで検索」の仕方
1.調べたいことを短い文章にします
辞書に載っていそうな言葉を使って簡潔でわかりやすい文章にまとめましょう。
2.キーワードに絞ると入力がラクに
例えば「ネギをたくさんもらった。一度にたくさん食べるにはどうしたらいい?」という文章なら、「ネギ」「たくさん」「食べるには」の部分をキーワードにするとうまくいきます。
【やってみよう!】キーワードを見つけて検索!
【例題】
あなたは近々紅葉を見に行くとします。混雑は避けたいし、場所によっては散ってしまっているかもしれません。どこかいいところはないか、スマホで調べてみましょう。
「混雑を避ける」「散ってしまっているかも」を辞書に載っていそうな言葉に言い換えましょう。例えば、「紅葉の穴場に行きたい。見頃はいつ?」など。キーワードは太文字部分です。
キーワードを思いつかなくても大丈夫! 最もポイントになる単語を入力すると、一般的によく一緒に検索されている言葉をスマホが提示してくれます。それを参考にキーワードを足していけば、求めた答えに近づきます。
1.「紅葉」と入力したらキーワードのヒントがずらり!
入力した単語から連想される言葉が示され、次のキーワードの参考にできます。
2.キーワードをプラスするとまた新たなキーワードが
さらに別の単語を追加すると、その2つから連想される言葉が示されます。
【裏ワザ】こんなときこそ「検索」が役立つ
知らない電話番号から電話がかかってきたとき
発信元が、自治体などに登録済みの事業者なら、着信番号を検索すればわかります。番号を覚えられないなら、スマホで着信番号の写真を撮って、後で検索する手も。
宅配便の荷物を追跡したいとき
検索窓に伝票番号をハイフンなしで入力。「ヤマト運輸」「佐川急便」「日本郵便」なら選択肢が出るので、該当のものをタップ(=スマホの画面を指で軽くたたくこと)すれば、今どこにあるかがわかります。
心当たりのないメールが届いたとき
「怪しい」と感じたら「〇〇銀行 重要なお知らせ」などメールの題名をそのまま検索窓に入力。迷惑メールなら、注意喚起のインターネット記事が出てくることが多いです。
※画像の機種はGalaxy A41 SCV48、iPhone11です。
教えてくれた人のは増田由紀さん
ますだ・ゆき 大人のためのスマホ・PC教室「パソコムプラザ」代表。初心者にもわかりやすく、すぐに役立つレッスンに定評がある。『いちばんやさしい60代からのAndroidスマホ』(日経BP社刊)他著書多数。
構成・文=松尾肇子(ハルメク編集部) イラストレ―ション=たつみなつこ
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年10月号を再編集し、掲載しています。
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