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- 山本ふみこさんエッセー通信講座⑤「100字随想」
随筆家の山本ふみこさんが講師を務めるハルメクのエッセー通信講座。エッセーの書き方を半年間で学んでいます。第4期5回目の動画と、参加者が取り組んだ「100字エッセー(随想)」をお楽しみください。
山本ふみこさんが選んだ「100字エッセー」
参加者が書いた「100字エッセー」を1人1作ずつ紹介。さらに、山本ふみこさんの100字エッセーもお読みいただけます。クリックして、ぜひご覧ください。
「100字エッセー」
山本ふみこさんのエッセー通信講座 第4期参加者のみなさんの作品
エッセーに関する質問・お悩みに動画で回答
人気随筆家の山本ふみこさんから半年間でエッセーの書き方を学ぶ通信制エッセー講座には、日本各地から応募した33名が参加しています。
毎月1本書きあげたエッセーに、山本さんのアドバイスや添削を受けて、実践的に学んでいます。
今回、参加者は100文字でひとつのエッセーを書くことに取り組みました。「100字エッセー(随想)」と山本さんが呼ぶ、少し変わった試みの狙いとは?
100字エッセー(随想)とは?
山本ふみこさん:100文字で感じたこと、見たこと、思い出を描くエッセーをそう呼んでいます。約束としては96字以上で100字は決して超えないこと。点や丸、カッコも文字数の内に含みます。
いつもは「ふくらませる」という意識で書いている参加者も、「削る」「我慢する」という意識で取り組まれたことと思います。作品を読むと、難しいと言いながらも楽しんで書いているのが伝わってきて、よかった、と思いました。
その中に「頭の体操になりました」と感想をくださった方がありました。文章を書くときには、少し興奮状態で書くことになりがちなんです。でも、自分の思いや出会ったことを読者に伝えるときには、気持ちを抑えて、正確に書く方が伝わるんですね。
100文字では説明過多は無理です。でも、説明されていないと何が何だかわかりません。事実だけを書いて、そこから醸し出されるもので伝えるということを今回学ばれたと思います。そういう高度な「頭の体操」だったのではないでしょうか。
実は、何文字のエッセーでも、これは同じなんです。その手応えを持っていただけたらうれしいです。
動画では、5つの100字エッセーを朗読し、その魅力を山本さんが解説しています。ぜひご覧ください。
随筆家・山本ふみこさんのプロフィール
1958(昭和33)年生まれ。出版社勤務を経て随筆家に。ハルメクでは連載「だから、好きな先輩」やエッセー講座(会場開催と通信制)の講師でおなじみ。著書に『朝ごはんからはじまる』『まないた手帖』(ともに毎日新聞社刊)『おとな時間の、つくりかた』(PHP文庫刊)『暮らしと台所の歳時記 旬の野菜で感じる七十二候』(PHP研究所)『こぎれい、こざっぱり』『台所から子どもたちへ』(ともにオレンジページ刊)『家のしごと』(ミシマ社刊)ほか多数。公式ブログは http://fumimushi.cocolog-nifty.com/
ハルメクの通信制エッセー講座とは?
全国どこでも、自宅でエッセーの書き方を学べる通信制エッセー講座。参加者は毎月1回出されるテーマについて書き、講師で随筆家の山本ふみこさんから添削やアドバイスを受けられます。講座の受講期間は半年間。
現在、第5期の講座を開催中(募集は終了しました)。次回第6期の参加者の募集は2022年12月を予定しています。詳しくは雑誌「ハルメク」2023年1月号の誌上とハルメク365WEBサイトをご覧ください。
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