青木奈緖さんが選んだエッセー作品の紹介とQ&A動画

青木奈緖さんのエッセー通信講座第3回参加者の4作品

公開日:2022/02/03

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「家族」をテーマにしたエッセーの書き方を、エッセイストの青木奈緖さんに教わるハルメクの通信制エッセー講座。大切な思い出を形に残すべく取り組んでいる参加者たちの作品から、青木さんが選んだ4つのエッセーを紹介します。

青木奈緖さんのエッセー通信講座第3期第3回
青木奈緖さんのエッセー通信講座第3期第3回参加者の4作品

青木奈緖さんが選んだ4つのエッセー

「青木奈緖さんのエッセー講座」参加者による家族のエッセーです。クリックすると、作品と青木さんの講評をお読みいただけます。

「ぬいぐるみの関係」相部草子さん
今日はひとり娘の20歳の誕生日だ。なかなか起きて来なかったが昼近く……

「赤い半額シール」加藤菜穂子さん
「お肉が半額になったよ‼ 要る?」。夕暮れ時、スーパーにいる娘から……

「ゆるやかなお別れ」熊谷智恵子さん
洗い物の手を止めて耳をすました。ゆっくりとかすかに、畳をする音が……

「チビ」浜三那子さん
チビはのら猫の子供だった。昭和55年頃の多摩ニュータウンはまだ開……

 

エッセーに関する質問・お悩みに動画で回答

通信制エッセー講座の参加者から届いた質問やお便りに、青木奈緖さんが動画で回答します。

 

 

質問【1】「文章の中で『しまむら』『ヤフオク』『メルカリ』などの固有名詞を使っても問題ないですか?」

青木さん:まず、これを書いていいのかなとお考えになったことだけで私はとてもうれしいです。「書くとはどういうことなのか」「これをそのまま出していいのか」という配慮は常に必要なことなので。

私の考えを申しますと、エッセーの中に「しまむら」「ヤフオク」「メルカリ」などの固有名詞を使うことは構わないと思います。公共放送ではありませんし「低価格の衣料品店」「ネットオークション」「フリマアプリ」とするよりは良いと書き手が判断なさるのだったら、全然問題ないと思います。

同じような質問に「『ドラえもん』を文章に入れるのにあたり ©の表記を入れる必要はありますか?」というものもありました。エッセーの中で、例えば「私は子供の頃 『ドラえもん』の絵本が大好きでした」と名称を書いただけで著作権が発生するかと言ったら、そういうことはありませんのでご安心ください。

質問【2】「エッセーの中で他人の名前を出す場合は、『Aさん』などと書いた方がよいのでしょうか?」

青木さん:これは書き手によって好みがあると思います。私自身の答えを申しますと、私は「Aさん」「Bさん」というような言い方は、個人的にですけれどあまり好まないので、ほとんど使わないです。と言うのも、「Aさん」とすると書き手はニュートラルにしたつもりですけど、読む方はともすると「表に出したくない、伏せておきたい名前なんだな」と受け取ってしまう可能性があるからです。

では、どう書くか。その方に職業の名前があれが「校長先生」や「店員さん」。または「年配の女性」とか「どんな服を着た女性」「背が高い」「子どもを連れている」など、何か情報を含めた表現で、漠然と「どんな人物像か」というのを伝えるようにします。

動画では、より詳しいお話を青木さん本人の言葉で聞くことができます。また、参加者のエッセーを紹介するコーナーでは、実は書くのが難しいという「幸せ」について見事に描いた作品「ぬいぐるみの関係」(相部草子さん作)を、青木さんの朗読で紹介しています。ぜひご覧ください。

 

エッセイスト・青木奈緖さんのプロフィール

1963(昭和38)年、東京生まれ。文豪・幸田露伴を曽祖父に、作家・幸田文を祖母に、随筆家・青木玉を母に持ち、自身もエッセイストとして活躍。著書に『幸田家のきもの』(講談社刊)、『幸田家のことば』(小学館刊)他。

ハルメクの通信制エッセー講座とは?

全国どこでも、自宅でエッセーの書き方を学べる通信制エッセー講座。参加者は毎月1回家族の思い出をエッセーに書き、講師で随筆家の青木奈緖さんから添削やアドバイスを受けます。

書いていて疑問に思ったことやお便りを作品と一緒に送り、選ばれると、青木さんが動画で回答してくれるという仕掛け。講座の受講期間は半年間。

現在、第4期の参加者を募集中です。申込締切は2022年2月7日(月)まで。詳しくは雑誌「ハルメク」2月号の誌上とハルメク旅と講座サイトで開始予定。募集開始のご案内は、ハルメクWEBメールマガジンでもお送りします。ご登録は、こちらから。

■もっと知りたい■

 

ハルメク旅と講座

ハルメクならではのオリジナルイベントを企画・運営している部署、文化事業課。スタッフが日々面白いイベント作りのために奔走しています。人気イベント「あなたと歌うコンサート」や「たてもの散歩」など、年に約200本のイベントを開催。皆さんと会ってお話できるのを楽しみにしています♪

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