モデル青木沙織里の晴れ、ときどき ずぼら
私の小さな習慣「鼻うがい」
ハルメクでもおなじみ、モデルの青木沙織里さん(49歳)。性格はずぼら。ゆえに編み出した、日常から簡単に健康や美容をケアするための知恵があるそう。今回の知恵は、花粉症対策。家にあるもので気軽に実践できる方法をお伝えします。

花粉症対策、どうしていますか?
多くの人が悩まされている花粉症の季節。私の周りにも辛いと嘆く人がたくさんいます。
「花粉症大変そうやね〜」
と、今ではすっかり他人事のように花粉症の人に同情していますが、実は私も数年前は、酷いアレルギー性鼻炎の末に蓄のう症になりかけたという苦い経験があります。
当時の私は、とにかくティッシュがお友達。
家でも外でも肌身離さずティッシュペーパーの箱を持ち歩き、寝る時は溢れ出る鼻水を抑えるため、ティッシュを丸めて両鼻にグイッ!と詰め込み、その上にマスクをして口呼吸するという独特のスタイルで寝ていました。
不快な症状が続くと、集中力も無くなってしまうのでほんとに辛いですよね。
病院の強いお薬に頼らず、セルフケアで少しでもなんとかしたい! と本気で思い、私なりのセルフケアを始めました。
今回は、その中のひとつ。。
普段の生活の中でできる「鼻うがい」をご紹介します。
家にあるものですぐできる! 鼻うがいのやり方
塩と水さえあればどこでもできます。
まずコップに、体温に近いぬるま湯を200cc用意します。そこに塩1.8g(小さじ3分の1程度)を入れて約0.9%の濃度の洗浄液を作ります。
これは体液と同じ程度の塩分で、鼻の奥がツーンとしないためにとっても重要です。濃度を間違ってしまうと、プールの中ででんぐり返りに失敗し、水が鼻に入ってむせてしまう感じ。。そう、アレになりますので、くれぐれも注意して下さいね。
作った洗浄液はよく混ぜましょう。そして、片方の鼻の穴を指で塞ぎます。空いている方の鼻の穴で洗浄液をズズッと吸い込み、口をあ〜と開けると流れ出て来ます(実際に「あ〜」と言うと、力が抜けて出やすいです。)
その時!できるなら、ちょっとワイルドに「カーッペッ!!!」をしてください。
「カーッペッ!!!」をやると、奥の方の汚れを巻き込んで出てくるので、よりスッキリしますよ。
反対の鼻も繰り返します。
この方法がどうしても難しいという方は、無理せず生理食塩水や鼻洗浄器をご購入くださいね。苦い経験をしたからこそ、セルフケアの大切さを知りました。小さな習慣を積み重ねること。。それがご飯を食べるように当たり前になっていく。。
すぐに結果が出なくても、その継続が自分の健康を支えてくれているのかもしれません。鼻うがいは、慣れてしまうと誰でもどこでも簡単にできるセルフケアです。ぜひ習慣にしてみてください。
次回のテーマは「ドラえもんのポケットで健康管理」です。私が普段携帯しているものをご紹介したいと思います。4月24日公開予定です。
青木 沙織里
東京都 /50歳あおき・さをり カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき(現・ハルメク)」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。現在、ホットフラッシュ真っ最中&グレイヘア育成中。
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