そのまま置くだけではもったいない

観葉植物おしゃれな飾り方!部屋で楽しむ15アイデア

公開日:2021/10/20

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バラを育てて20年、バラ栽培のコツや自作の庭、花に囲まれた暮らしを発信するバラ愛好家・奥野多佳子さん。今回は、長年育てている観葉植物について、素敵な飾り方と、グリーンの楽しみ方をたっぷりお届けします。

観葉植物の飾り方15のアイデア

「寄せ植え」で緑のグラデーションを楽しむ4つのアイデア

1.小さな葉を集めてテーブルを明るく

寄せ植え
ペぺロミア アングラ―タ、ペペロミア・カペラータ、フィットニア、ピレア ディプレッサ

濃淡のある小さな葉を集めて寄せ植えにしました。白いボウルにフンワリ盛ったサラダみたいで、食卓テーブルも爽やかな雰囲気になります。 

これは陶器のサラダボウルですが、私は寄せ植えしたり球根を植えたりして使っています。器の底から5cmほどで止まる大きさの蒸し器用ステンレスプレート(100均で売っています)を使って、土を入れて植えています。

サラダボールに

でも、どうしても土がなくて……という方は、上の写真のような丸型のステンレスの網を置いて、その上にポットのまま並べると、水が下に落ちて蒸れずに簡単に寄せ植えが作れます。ポット苗のままだと根詰まりするし、成長に適した土は使われていないのでかわいそうですが、よく日に当て液肥をあげてください。

小さな葉を集めてテーブルを明るく
食卓テーブルがさわやかに

2.葉の形の違うものを合わせて、濃い色合いでアクセントを

葉の形の違うものを合わせて、濃い色合いでアクセントを
カラテア セブリナ、シュガーパイン、コリウス ルビーラッフルズ、セントオーガスチングラス、セダム

ストーン素材のバスタブのような白い鉢に寄せ植えしています(写真右)。葉の大きさや形の違うものを合わせて、濃い色合いのカラテアやコリウスが引き締め役。

3.動きのあるグリーンで

動きのあるグリーンで
ぺロミア アルギレイア、ぺぺロミア ハッピービーン、ディスキディア、カレックス ジェネキー

同じ白い鉢に、優しい色合いの数種類のぺぺロミアを使ったボリュームたっぷりの寄せ植え。ツヤ感のある葉を集めました。バックに植えたカレックスで動きが出ます。

4.個性的なグリーンはスッキリとした鉢でシンプルに

ぺロミア アルギレイア、ぺぺロミア ハッピービーン、ディスキディアなど
カラテア・インシグ二ス、アジアンタム

高さ60cmある背の高い黒のシンプルな鉢に、固い葉のカラテアと柔らかく揺れるアジアンタム……質感の違う葉を合わせました。無機質な黒がぐっと緑を引き立てています。カラテアはいろんな種類がありますが、葉の色合いが面白いので単体でも寄せ植えでもアクセントになる重宝するグリーンです。

「枝垂れるグリーン」で部屋に変化をつける2つのアイデア

5.葉を垂らす

葉を垂らす
ポトス、ピレア、シュガーバイン

ニッチの小さな棚ですが、ちょっとグリーンを垂らすだけでお部屋のポイントになります。

ポトス
ポトス

リビングの高い棚に、もう15年近く置いているポトス。日差しはあまり当らないけれど、それなりにゆっくり育ってくれるので定位置になりました。伸びると枝先を切ってコップに挿しておけばまた根が出るので、土に植えて増やせます。

少し日陰でも枝垂れる丈夫な観葉植物といえば、やはりポトスが鉄板ですね。

6.吊り下げる

シュガーバイン
シュガーバイン

天井に穴をあけ金具を取り付けてハンギングホルダーを吊り下げる、ってちょっと勇気がいりますが、こんなふうにカーテンレールに下げられる軽いアイアンのホルダーなら、どこへでも移動できるのでお手軽にハンギングが楽しめます。

「鉢や鉢カバー」でグリーンを引き立てる4つのアイデア

7.白い鉢カバーは万能選手

玉シダ
玉シダ

硬質な金属の鉢カバーですが、木製の足がついているので白を和らげてインテリアになじみます。玉シダは庭のいたる所で伸びているので、部屋にグリーンが欲しくなると鉢上げしています。スッキリしたカバーなので、グリーンも同じ種類ですっきりとシンプルに! やはり白はグリーンの一番の引き立て役です。

8.黒で個性的に

黒で個性的に
アジアンタム、カラテア+アジアンタム、タニワタリ、シュガーバイン

私は室内の鉢はほとんど白で統一しています。空間が広く見えるし、グリーンが映えるし、清潔感もあります。でも、時に黒でまとめた空間を作ると刺激的! 黒でグリーンを引き立てると、ちょっと個性的な空間になります。

9.柔らかな色合いでニュアンスを出す

やわらかな色合いの鉢
シンゴニューム、グリーンドラム(クセロシキオス)

白や黒のようにはっきりした色の鉢カバーも統一感があっていいのですが、写真のような柔らかなピンクとグレーの鉢カバーはどうでしょう。ちょっとロマンチックな雰囲気になって気持ちが和らぎます。

ピンクの鉢カバーのグリーンドラムは、ちょっと肉厚な小さな丸い葉っぱが太鼓のようなのでその名がついたそうです。成長がゆっくりで、多肉のようにかわいいグリーンです。

10.籐(とう)を鉢カバーにして雰囲気を変えて

籐を鉢カバーに
フィカス・ウンベラータ、フィカス・エラスティカ

左のウンベラータは挿し芽して4年目で、高さ160cmほどに伸びました。針金で枝をぐるぐる巻いて曲げて楽しんでいますが、籐の鉢カバーに入れています。家具との相性もいいみたいです。

右のエラスティカ(ゴムの木)は、シーグラスのかごに入れています。半分に中へ折り込めるバスケットですが、鉢カバーにもピッタリ!

「小さなグリーン」もアクセントに!

コンシンネ
コンシンネ

小さなグリーンでも 枝が曲がっていたり葉っぱが面白かったりすると結構存在感が出ます。これはパッと開いた細長い葉のコンシンネに、コロッとした丸い鉢を合わせました。マットなブルーの釉薬がいい雰囲気のお気に入りの鉢……土を隠すために黒い小さな石を置いて覆っています。

大きな鉢に小さな鉢を…「鉢on鉢」

鉢on鉢
左/シッサス・エレンダニカ、コリウス、右/ポトス、マランタ

大きな鉢は土が見えてしまいますが 私はそこに小さな観葉植物の鉢を置いています。鉢on鉢!

水やりもこのままできるし、小さな鉢にもよく日が当たるし、ゴチャゴチャしないでスッキリ置けるし……いいことづくめです。冬になると大きな鉢には小さな鉢をたくさん置いて、親亀に子亀がいっぱい乗ってる……そんな感じです。

大きな鉢は「キャスター」でラクラク移動

キャスターでラクラク移動

我が家の大きな観葉植物はみんな陶器の鉢に植えているので、水やりの際にデッキに出すのが重くてひと苦労です。そこでキャスターの上に置いて窓際までする~と動かしています。

黒いキャスターなので目立つのは嫌ですが、少し大きめの鉢皿にすると気になりません。写真の右下の丸いのは、キャスター付きの木製台ですが重宝しています。

花台を使って「高低差」をつけて置く

花台を使って
ポトス、シュガーバイン、ガーデンファーン(オスムンダ レガリス)、マランタ、パキラ、ディフェンバキア、エバーフレッシュ+タマシダ

白い花台は大きいので、冬にはたくさんの鉢を置きます。小さなグリーンを1か所に集めると、水やりなどお世話がしやすいこともありますが、ゴチャゴチャしないですっきりします。そばに高さの違う鉢を置くと空間に緑が広がり立体感が生まれます。

白い台に白い鉢だけでは面白くないので、右から2番目のマランタは陶器の青い鉢カバーを使っています。その左のガーデンファーンは、実はフライングタイガーのクッキー缶をカバーに使っています。色を合わせるのに身の回りを見まわすと、使えそうなものがいろいろ見つかります。

グリーンをモチーフに「作品作り」を楽しんで!

ポトス、シュガーバイン、ガーデンファーン(オスムンダ レガリス)、マランタ、パキラ、ディフェンバキア、エバーフレッシュ+タマシダ
作品「green green  green」

私の場合、観葉植物を見て面白いなって思うと手が動いて、染めたり縫ったりして布でグリーンを作ってしまいます。好きな3種類をモチーフにして、30cm角のパネルも自分で作って貼り付けました。作ることが楽しいのですが、これならいつもでも部屋でグリーンが楽しめます。

セローム
セローム

 

モンステラ
モンステラ

 

アレカヤシ
アレカヤシ

 

布を染め、形に切って綿を入れながら手縫いしているので、フンワリしたグリーンができました。ミシン刺繍で動きを出して……。

葉っぱのラインがとても面白い個性的なグリーンたち……写真に撮って飾ったり、絵に描いたりいろいろ楽しめます。

背を越す大きなグリーンを並べて室内に庭を作るように自然を取り込んだり、また、たった一つの小さなグリーンを置くだけでも部屋の雰囲気は変わって模様替えができます。

観葉植物は生き物なので少し手間がかかるかもしれませんが、植物のみずみずしさが感じられて、部屋の空気感が変わります。グリーンをインテリアに取り込んで楽しみたいですね。

■もっと知りたい■

奥野多佳子

1952(昭和27)年、兵庫県生まれ、大阪府在住のバラ愛好家。82年にタペストリー制作を始め、2000年に陶芸、04年に庭づくりを始める。豊中市美術協会会員。兵庫県立美術館で解説ボランティアに参加。ブログ「Soleilの庭あそび…布あそび♪」は人気です。

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