
50代で8割以上!?尿モレの悩み
ヒトに話しにくい尿トラブルの話…「私だけ?」とお悩みの方も多いのでは?50代ハルトモさん達にアンケートを実施し、実態を調査しました!
更新日:2023年01月14日 公開日:2020年12月10日
横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾・6
ファッションデザイナー・横森美奈子さんが、50代・60代女性におしゃれのコツをアドバイスする連載企画。今回のテーマは、秋冬の定番服「ニット」。体型カバーしておしゃれに見せる、大人のセーター着こなしルールを紹介します!
ニットは一枚で着られて便利ですが、ひと工夫しないと体型があらわになったり、地味な印象に見えることも……。
ニットコーデをおしゃれに見せるには、サイズ選びが重要です。まずはこの写真を見てください。
私が身をもってぴったりサイズのニットを着てみせたのは、みなさんにサイズ選びの大切さを知ってほしいから。
よく「私はM」などと決めつけている人がいますが、サイズはメーカーごとに違うのだし、同じメーカーでもシーズンで変わるので、サイズ表示にこだわるのはナンセンス! 必ず試着して自分の体を美しく見せてくれるか、横も後ろも確認しましょう。
このくらいのサイズ感なら、ぽっこりお腹や二の腕まわりもしっかり体型カバーできます。
さらに、袖をロールアップすると、ニットコーデでもスッキリ着やせして見えるようになりますよ。
大人のニットコーデは、サイズ選びと着こなしできれいに見せましょう!
そもそも、ニットを「そのまま着る」のは損!
例えば、このVネックのグレーニット。そのまま着ると、なんだか寂しげな印象です。
そこで、ちょっとの工夫でグンとおしゃれに見えるコツを7つのコーディネート例でご紹介します。
襟を後ろに引き下げる「抜き襟」&袖のロールアップで女らしく着こなしましょう。
襟がしっくりこないときは、前後逆に着ると、ボートネックに早変わり!
もし背中の開きが気になるならば、インナーも前後逆に着るのがおすすめです。
「ニット=カジュアルな普段着」というのは間違い! 小物使いでおしゃれ着に“格上げ”できます。
ボリュームある柄ストールをふんわり巻けば、華やかに顔映えするスタイルに。
続いては、大判ストールを「着る」ように体にかけ、印象をチェンジ。前をピン(安全ピンでよし)で留めればずり落ちません。
おしゃれを楽しむにはユニークなアイデアも大切。これ、実は「帯揚げ」なんです! 細長ストールとして縦ラインを強調できます。
細長いマフラーやストールは、首の上までピタッと巻いた方が小顔に見えますよ。
手持ちのスカーフやバンダナでもOK! プチスカーフをVゾーンにあてて巻くと、首のシワも気になりません。
寒い日はニットの下にカットソーやシャツを着たくなりますが、重ね着するアイテムの色やデザインには要注意! 大人女性の場合、シャツ×ニットの組み合わせはお堅く、オジサン系に見えてしまいます。
だからといって、ただ無地のカットソーを着るだけでは、“ただの寒がり”に見えてしまいます。
そんなときは、インナーの色を工夫して、袖と裾をアクセントにすると、差し色効果でスッキリ! おしゃれなニットコーデに仕上がります。
続いては、ニットカーディガンの着こなしのコツです。
丸首カーディガンのおしゃれ感は、ボタンのかけ方次第で全然違います! 前を閉じて着ると、おしゃれ感ゼロ。全体に丸っぽく太って見えます。
上と下のボタンを外すと、V字のスリットができて、スッキリ見えます!
そこにネックレスをプラスすると、丸首カーディガンが“おしゃれ着”に昇格します!
さらに、ボタン2個がけ&キャミソールを組み合わせると、体の中心にXラインが出現! スカーフを合わせて華やかに。
同じカーディガンでも、おしゃれコーデに大変身! キャミとスカートの黒が引き締め効果にもなって、着やせ効果も抜群です。
「大人は高級素材を」というのを盲信してはいけません。柔らかい素材は体の気になる部分を目立たせます。大人女性には、ややハリのあるウール素材や編み地がおすすめです。
特に、カシミヤは体の線をひろいやすい素材。丸い肩やぽっこりお腹を強調してしまいます。
下に1枚キャミソールを着ることで、少しなだらかな感じになります。
さらに、ストールとロングネックレスをプラスすると、体型カバー&顔映え効果がアップします。
「ロングニットに黒パンツ」のコーデは普通にやりがちですが、意外とボトムの重量感で損しています。
パンツと靴を明るい色にチェンジすると、上品で女らしい着こなしに変わります。
無難になりがちな「ニット×パンツ」の組み合わせこそ、着方やサイズ・デザイン選びで即ランクアップできますよ。
冬に限らず、私は1年を通してよくニットを着ます。
なぜならニットは、着心地がよい上に、合わせる小物次第できちんと感も出せるし、さまざまなシチュエーションに対応できる強い味方だからです。
その分、色やサイズ、デザインにはこだわります。タートルネックニットやVネックセーターなどの定番型だけでなく、いろいろなシルエットに挑戦することもおすすめです。
脇や腕にボリュームのあるドルマンスリーブのニットは、ここ数年の私のお気に入り。体型カバーできて、エレガントに見えます。
着慣れているニットこそ、イージーに着るなかれ! 長い冬場に活躍してくれるアイテムなのですから、おしゃれに格上げして着て、楽しい冬を過ごしましょう!
構成=五十嵐香奈(ハルメク編集部) 撮影=元木みゆき
※この記事は雑誌「ハルメク」2020年1月号に掲載された内容を再編集しています。
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