更年期のホットフラッシュから、風邪、受験勉強にも⁉

健康食品界の万能選手「高麗人参」を求め、韓国へ

公開日:2018.12.06

美容ジャーナリストの木更容子さんが、50代からの女性におすすめの美容スポットをご紹介する「お出かけしたら、あらキレイ。突撃美容体験レポート」第三弾。今回は韓国で、美容にも健康にもいい「高麗人参」をチェック。何やらブレイクの予感です。

高麗人参って、どんなものだっけ……?

高麗人参

みなさま、「高麗人参(こうらいにんじん)」、ご存じですか? 「参鶏湯(サムゲタン)」に入っている木の根っこみたいなアレ。中国では不老長寿の漢方薬として有名ですよね。名前くらいは、聞いたことがある……。そんな方も多いのでは? 何を隠そう、ワタクシも同じ。

実は、本場の韓国では、風邪などの体調不良はもちろん、徹夜続きで疲れた受験生まで、老若男女が煎じてゴクゴク。とっても身近な健康食品のひとつだというのです。そんな「高麗人参」が、ついに日本でも大ブレイクの予感! その不思議な力の秘密を探りに、思い切って韓国にお出かけしてみました。

さて最近の韓国は、変わらず韓流ファンの日本人のほか、タイなどからのお客さまが多い様子。政治的な理由から、中国からの観光客はぐっと減ってしまったようです。それでも明洞は相変わらずの大賑わい。おみやげやさんでも見かける「高麗人参」。さまざまなブランドがあって、どれを選んでいいかわからない! のは、韓国のりと同じです。

取材したところ、基本的にはニセモノや悪いものなどは、出回っていないようです。とはいえ、クオリティの高い低いはあるようです。ただ、クオリティが低いといっても、効かないとかいうことはなく、価格との釣り合いが取れていれば、買った人も満足できるものでしょう。

がっ、価格も品質もトップオブトップといえる信頼のブランドといえば、「正官庄(せいかんしょう)」。ワタクシも初めて知りました。百貨店や空港はもちろん、街中にも路面店が多数あります。そもそも「高麗人参」は、紀元前の漢の時代からすでに韓国や中国で薬効が記録されていた、究極の自然の恵み。人参といっても、色は白く、身が枝分かれして、まるで人形の様なのが、オモシロい。ワタクシにはド根性ダイコンに見えましたワ。
 

高麗人参の飲み方や、効果は?

特に、6年かけて収穫する「6年根」と呼ばれるものが珍重されています。「高麗人参」を蒸して乾燥させたのが「紅参(こうじん)」。それを煎じて飲むのが本当のようなのですしかし、煎じるのもなかなかの手間なので、最近はエキスやカプセルにしたものが、もてはやされています。さて、肝心の効果は!? というと、これがスゴイです。滋養強壮、免疫アップ、活力向上、美容効果、血行促進、記憶力のアップまで。記憶力の向上という点では、受験生のマストアイテムとして、韓国では日常的に取り入れられているそう。

50代女性が気になるのは、更年期の不快な諸症状ですよね。ガイドをしてくださった韓国の方は、ホットフラッシュ対策に飲んでいるそう。「高麗人参」には、サポニンや抗酸化物質がたくさん含まれているほか、170以上もの健康と美容に有効な成分が確認されているのだとか。きっと、さまざまな成分の相乗効果なんでしょうね。これまでに発見された効果効能は、6000件以上の論文で発表されているそう。
 

韓国に行けなくても、日本で買えます。

ワタクシも今やアンチエイジングに「高麗人参」、風邪をひけば「高麗人参」、更年期のイライラや疲れに「高麗人参」! どっぷり”人参生活”にハマっています! 明洞などでもいくらでも手に入る「高麗人参」ではありますが、せっかく始めるならぜひクオリティの高いトップブランドを。韓国NO.1ブランド「正官庄」の製品は、新宿にある直営店でも購入可能です。これも知らなかった! 

韓国の本店

これから日本でもブレイクの予感ひしひし。韓国のお店だと、日本には入っていないアイテムも充実しているので、旅行の予定があれば、ぜひ現地でゲットしてみてくださいね!

日本でも購入可能です。手軽に取り入れやすいドリンク。紅参精エブリタイム30包 12,000円/正官庄(https://kgcshop.jp)

木更容子

きさら・ようこ 美容ライター・エディターとして長い経験を持ち、多くの雑誌や新聞に記事を執筆。ブランドアドバイザー・コピーライターとして多数の化粧品ブランドに関わる。

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