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更新日:2024年12月01日 公開日:2020年02月20日
まぶたのたるみの病気、眼瞼下垂を知ろう(2)
最近まぶたが重くてたるみが気になる……。加齢によって誰もがなるかもしれない眼瞼下垂。まずはセルフチェックをしてみましょう。多く当てはまる場合は病院へと、医師 佐藤英明さん。また、眼瞼下垂になりやすい生活習慣を知り、予防することも大切です。
美容外科や美容皮膚科、美容内科、教授外来、エステ部門などを完備する「自由が丘クリニック」院長。北里研究所病院の形成・美容外科部長を長年務めてきた。吸引や注入、たるみ治療、目元の手術など、才能豊かで幅広く活躍するオールラウンダー。また、日本で数名しかいないボトックス・ヒアルロン酸の注入指導医。
前回の記事「眼瞼下垂とは?原因・症状について」では、眼瞼下垂とはどのような病気であるのか、原因と症状、また眼瞼下垂によって起こる不定愁訴について説明しました。
まぶたのたるみが気になりだしたら、いつが病院の行きどきなの? まずは下の項目を参考に眼瞼下垂のセルフチェックをしてみましょう。
「それぞれ当てはまるものが二つ以上ある場合は、病院へ行くことをおすすめします。病気でなくても、加齢によってまぶたは下垂しますから、気軽に、予防的なことも含めて相談してみるといいでしょう」(佐藤さん)
なお瞳孔(黒目の中心部分)に上瞼がかかっていて、黒目の中心から上瞼のふちまでの距離が2mm以下になっている場合は、眼瞼下垂の可能性が高いです。
2mm以下になるほど黒目が隠れている状態は、頭をぶつけたり、不眠や肩こり、頭痛といった不定愁訴がひどかったりと、既に普段の生活に支障をきたしている状態のはず。眼瞼下垂の治療が保険適用になるケースともいえるでしょう。
「とはいえ、人は鏡を見ると、無意識につい目を見開いてしまうので、この2mm以下を自分で見極めるのは至難の技と言っていいでしょう」と佐藤さん。
加齢による眼瞼下垂の他、生まれつき眼瞼挙筋の機能が弱い場合や、外傷や主要や異物によるもの、脳梗塞などでまぶたを持ち上げる神経が麻痺する病気が原因だったり、交感神経がうまく働かないことが原因の場合もあります。
「眼瞼下垂と思いきや、別の原因が見つかるかもしれません。自己判断はせず、あれ?と思ったら、まずは眼科医の受診を。眼科で眼瞼下垂と診断されてから、改めて手術をどこで受けるか考えるのも、一つの手です。自由が丘クリニックも眼科医に紹介されて、来院される患者さんが多くいらっしゃいます」(佐藤さん)
加齢とともに起きる可能性が高まる、眼瞼下垂。どうしたら防げるのでしょうか?
花粉症やアトピーで、よくまぶたを擦っている人も眼瞼下垂になりやすいと言われています。
「今主流の薄いコンタクトレンズであれば、それほど影響ないといわれていますが、厚いハードコンタクトレンズを使っていた人、カラーコンタクトレンズを頻繁に使用する人、コンタクトレンズの出し入れを乱暴に行う人は、眼瞼下垂になりやすい傾向にあるようです。
また、他にも、アイメイクをごしごしこすって落とすことや、つけまつ毛やエクステを着け外しすることも、まぶたにとって負荷がかかります。つけまつ毛は、毎日の使用は避けたほうがいいでしょう」(佐藤さん)
次回は、病院で行われる眼瞼下垂の治療方法についてお伝えします。また、保険適用の眼瞼下垂ではなくても、まぶたのたるみが気になる人の手術についても触れています。
取材・文=田中優子
※この記事は2020年2月の記事を再編集して掲載しています。
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