夏の疲れをすっきりリセットする具体策!~秋からの免疫力を高める3原則

夏の疲れをすっきりリセットする具体策!~秋からの免疫力を高める3原則

更新日:2025年10月02日

公開日:2025年09月24日

夏の疲れをすっきりリセットする具体策!~秋からの免疫力を高める3原則

実はその後1年の免疫力を左右する「秋の休み方」。夏に溜まった疲れをすっきりリセットして、免疫力を高める秋養生の3原則を、専門家が紹介します。

教えてくれた人:鈴木知世(すずき・ちせ)さん

教えてくれた人:鈴木知世(すずき・ちせ)さん

1969(昭和44)年、東京都生まれ。仁愛中国鍼灸院院長。鍼灸師・東洋医学研究家。近著に『あなたのココロとカラダに寄り添う 更年期とのつき合い方』(河出書房新社刊)がある。

原則1:「免疫の要」の肺を整える

普段の呼吸が深くなると、肺の血流が高まって全身に新鮮な酸素が行き渡り、自律神経も整うため、より体が深く休まることにつながります。

そのためには、呼吸に合わせて肋骨や鎖骨、肩甲骨などがスムーズに動くよう、そこへつながる肺まわりの筋肉をゆるめることが重要です。次から紹介する、心肺の機能を整えて筋肉の緊張を和らげる ツボを刺激しながらの「胸さすり」や、肋間を気持ちよく広げる「脇伸ばし」をぜひ習慣に。

肺まわりの筋肉を緩めて呼吸を深くする

【手のひらで胸さすり】

肺まわりの筋肉を緩めて呼吸を深くする

手の親指下のふくらみにあるツボ「魚際穴(ぎょさいけつ)」を、胸の中心(両方の乳頭の中間)にあるツボ「膻中穴(だんちゅうけつ)」に当てて、時計回りに円を描くようにさすります。呼吸が整い気持ちも落ち着きます。

【脇伸ばしで肋間筋をストレッチ】

肺まわりの筋肉を緩めて呼吸を深くする

両手を頭の後ろに当て、上体をゆっくり横に倒します。倒し切ったら、伸びている側の肋骨が広がるのを感じながら、吐くことを意識して何度か深呼吸。肺まわりの筋肉がほぐれ呼吸がラクになります。反対側も同様に。

原則2:乾燥&冷えを体の内と外から防ぐ

秋、空気が乾燥すると、肌だけでなく体内の水分も不足しがちに。皮膚や粘膜のバリア機能が弱り、免疫力も低下します。また体の冷えは、東洋医学では「未病」とされ、万病の元。血液循環も悪化し、心身の活力を奪います。秋の乾燥と冷えから体を守る対策を心掛けましょう。

腸を潤す必須食材・キノコをスープでたっぷりとる

腸を潤す必須食材・キノコをスープでたっぷりとる

秋が旬のキノコは、たっぷりの水分が腸を潤し、食物繊維が腸内環境を整えてくれます。また免疫機能を高めるビタミンDも豊富。スープにすると、栄養が余さずとれ、体も温まってgood!

寒くなり始めは、薄い羽織りものをプラス

寒くなり始めは、薄い羽織りものをプラス

肌寒くなってきた頃、肌を出していると体が冷えてしまいます。一方で秋の寒暖差に体を慣らすことは免疫力アップに効果的。寒くなり始めは外気を感じる程度の薄い上着を羽織りましょう。

原則3:“即効ツボ押し”でストレスを逃がす

ストレスは心身を疲弊させ、免疫力を損なう大敵。手軽なツボ押しで、こまめにリラックスすることが大事です。おすすめは手首の「神門」と「内関」のツボ。押すことで不安や緊張を和らげ、安眠も促します。また神門は脈が触れるかどうかでストレスチェックもできます(下解説参照)。

手首のツボでストレスチェック&簡単リラックス

【神門のツボでストレスチェック】

原則3:“即効ツボ押し”でストレスを逃がす

緊張や不安を感じたら、手首のしわの少し上、小指の腱の内側にある「神門(しんもん)」のツボを押さえてみましょう。小さい脈が触れた場合、ストレス状態にある証拠です。

【内関のツボをやさしく刺激】

原則3:“即効ツボ押し”でストレスを逃がす

神門に脈を感じたら、「内関(ないかん)」(手首のしわの中央から指3本分下)を、反対の手の親指で1分ほど押しながら深呼吸。反対の腕も行ったら、再度神門を押さえ、脈が消えたか確認を。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

取材・文=新井理紗(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人、イラストレーション=いなばゆみ

※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年10月号を再編集しています

HALMEK up編集部
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