本当に正しい体の休ませ方・整え方#4

体の巡りをよくする、冬の休ませ運動&習慣

体の巡りをよくする、冬の休ませ運動&習慣

更新日:2023年12月30日

公開日:2023年07月19日

「一年中、いつも調子のいい体」をつくるために、正しい「体の休ませ方・整え方」を季節の養生法に詳しい鍼灸師の鈴木さんに学ぶ特集の最終回。今回は冬の間に体の巡りをよくする運動と、冬の体をもっと元気にする習慣を紹介します。

教えてくれたのは、鈴木知世さん(すずき・ちせ)さん

教えてくれたのは、鈴木知世さん(すずき・ちせ)さん

1969(昭和44)年、東京都生まれ。仁愛中国鍼灸院院長。鍼灸師・東洋医学研究家。季節に合わせた養生法を幅広く提案。著書は『いつも調子がいい人の 体を動かす習慣 休める習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)、『東洋医学式 カラダとココロの整え方 新装版』『あなたのカラダとココロに寄り添う更年期とのつき合い方』(河出書房新社刊)等。

冬のこり固まった体をほぐす“休ませ運動”

冬は寒さで体が内側に縮こまり、姿勢も悪くなりがち。結果、血流や内臓の働きが悪化し、全身の疲労感にもつながります。疲れを感じたときはじっと休むのではなく、汗をかかない程度に体を動かし、こり固まった筋肉をほぐして体の巡りをよくする“休ませ運動”も取り入れて。

 

休ませ運動1: 経絡を刺激してパワーチャージ!「イヤイヤ体ひねり」

休ませ運動1: 経絡を刺激してパワーチャージ!「イヤイヤ体ひねり」

片手だけでスマホを持って片手で操作するのは、手指に大きな負担をかけます。特に、最も関節の弱い小指をスマホの下に添えるのはNG。両手で持って両手で操作するか、片手で持って両手で操作することを心掛けましょう。

休ませ運動2:股関節の太い血管を刺激!「指上げキック」

休ませ運動2:股関節の太い血管を刺激!「指上げキック」

横向きに寝て、足の親指を立てた状態でひざを曲げ、斜め上へ蹴り上げるようにひざを伸ばします。股関節にある太い血管が刺激され血流が改善。歩く力もアップ!

冬の体をもっと元気に!意外な“休ませ方・整え方”

普段の食事の食べ方など、ちょっと意外で手軽な“休ませ方・整え方”をご紹介します!

だるさを感じたら、「睛明(せいめい)」のツボで脳と目を休める

だるさを感じたら、「睛明(せいめい)」のツボで脳と目を休める

脳の疲労は全身の疲労感につながります。そして脳を疲れさせる大きな原因は、目の疲れ。目も体も「何だかだるい」と感じたら、目頭の横のくぼみにある「睛明」のツボを薬指でやさしく押します。イライラを鎮める効果も。

“白と黒”の食べ物がカギ!

黒い食べ物は「腎」の働きを助けるため、シイタケやキクラゲなどのキノコ類、昆布などの海藻類を積極的にとりましょう。また冬の乾燥は呼吸を司る「肺」にも負担をかけます。カブや大根などの白い食べ物は肺を補うので、深い呼吸ができ体が休まります。

胃腸の冷えは万病の元。食事のひと口目は温かいスープから

胃腸の冷えは万病の元。食事のひと口目は温かいスープから

胃腸の冷えは食欲不振や消化不良を起こし、体の疲れやすさにつながります。食事のひと口目は温かい汁物を飲んで冷え予防を。またサラダなどの冷たいものは、よく噛んで体温に近付けてから飲み込みましょう。

全4回にわたって紹介してきた、「一年中、調子のいい体」のつくり方。季節にあわせた不調の改善法や食事・運動のコツを取り入れて、生命力をアップさせましょう!

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

取材・文=新井理沙(編集部) イラストレーション=いなばゆみ

※この記事は雑誌「ハルメク」2023年2月号を再編集、掲載しています。

■もっと知りたい■

■本当に正しい体の休ませ方・整え方■
【第1回】調子のいい体を作る、動かす習慣・休める習慣
【第2回】これが正解!季節ごとの体の休ませ方・整え方
【第3回】生命力がアップする!冬の体の休ませ方
【第4回】体の巡りをよくする冬の休ませ運動&習慣

雑誌「ハルメク」
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