50代からのヘアスタイル

私のグレイヘアの作り方|シルバーとゴールドに隠し味

公開日:2018/12/15

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どうしたら日本人でもきれいなグレイヘアになれるの? すてきなグレイヘアスタイルの女性に、移行期や白髪との付き合い方、ヘアケアの方法を聞きました。今回は”グレイ”ではありませんが、白髪を生かしたヘアカラーを楽しむ櫻井みどりさん(70歳)です。

グレイヘアでなく、染める白髪で輝く

グレイヘアに移行するワザ、カラーリングの秘訣

 

櫻井さんのグレイヘア

 

グレイヘアの桜井さん

トップの長めの髪をふんわりと後ろに流し、サイドを潔く刈り上げたツーブロックの髪形で、きりっと笑う櫻井みどりさん。亜麻色の髪がふんわりと輝いています。

この印象的な髪色を生み出すために、シルバーとゴールド、さらにほんの少しブルーを加えたおしゃれ染めをしています。

「今の状態は、カットとヘアカラーをしてから1週間ほど。時間が経つにつれて、色が抜けてどんどん白く変わっていくんです。カットとカラーは、だいたい3週間に一度です」と櫻井さん。

現在、頭髪の9割方は白髪が生えるようになりましたが、襟足だけはまだ黒い髪が生えるそう。背面の写真を見てください。襟足に向かってだんだん色が濃くなるように、カラーリングで色の段差をぼかしています。

白髪染めをやめてから、今の髪形に移行するまで

きものや帯で、小物や洋服を”手創り”する創作作家でありながら、保険外交員としても働く櫻井さんが白髪染めをやめたのは、2015年の夏のことです。

それまでは、仕事柄キチンとした印象を大事にしようと、白髪染めに加え、髪形をベリーショートにすることで白髪が目立たないようにしていました。しかし、年を重ねるにつれて、染めてもすぐに白くなる生え際が気になるようになりました。

「周りでベリーショートにする人も増えてきて、そろそろ違うヘアスタイルにしたいと思っていた頃でした」と、櫻井さんは当時を振り返ります。
 

毛染め時代の桜井さんグレイヘア前

白髪染めをして、ベリーショートで髪をふんわり立ち上げることで白髪をカバーしていた頃。徐々に額回りの生え際が気になるように。

 

そこで、いつも家族のヘアスタイルを手掛けている美容師の長女に相談したところ、「一番明るいゴールドのおしゃれ染め」を皮切りに髪を白くしていくという、目からうろこのような提案をされたそう。

ドキドキしながらゴールドに染めてみたのですが、落ち着いた色合いにならなくて、昔のヤンキーみたいに(笑)これじゃだめだと」

それから4週間後、今度は一番明るいシルバーで染めてみたところ、想像していたよりも黒ずんだ灰色になってしまいました。そこで、シルバーとゴールドを半々にしてみたところ、ちょうどよい色合いになりました。今は、さらにブルーを少し加えることで、髪特有の赤みと黄みを抑え、美しいツヤのある髪色を作り出しています。

「自分の白髪にあったヘアカラーを探し出すのは、なかなか大変なことだと思います。私のわがままを聞いて、何度も試行錯誤してくれてる娘に感謝しています」

グレイヘア横
白髪染めをやめて3か月、シルバーとゴールドで染めていた頃。まだ白髪染めの名残があり、毛先の色合いが濃いです。

 

 グレイヘアが敬遠される理由として、「老けてみえること」が多くあげられますが、その心配はないのかと櫻井さんに聞くと「同級生からは、年を取らないね、と言われる」と教えてくれました。

「私は誕生日のたびに、ひとつずつ年を引いているから、なんてね(笑)。老けて見えないのは、白髪染めをしていた頃よりリラックスできているから、かもしれませんね。生え際を気にするストレスから解放されて自然体でいられるので、気持ちよく日々を過ごせています。知らない人からヘアスタイルのことで声を掛けられることが増えましたし、先日、美容家の川邉サチコさんにも『ヘアスタイルが完璧!』とほめていただきました。私の自信につながっています」
 

ヘアケアとヘアセットのポイント

櫻井さんのヘアセットのグッズ。グレイヘアにもオススメ
櫻井さんのヘアセットのグッズ。

 

 「セットしないと、髪の毛も気持ちも落ち着かない」という櫻井さんがヘアセットに使っているのは、カーラー、「ARIMINO MEN(アリミノ メン)」のハードミルク、「ミルボン nigelle(ニゼル)」のヘアスプレーです。

外出する日は、朝食やメイクの間に3つのカーラーを頭に巻いておき、ハードミルクをつけ、サイドの毛流れを手鏡で確認してからスプレーをかけます。内歯があるコームは、逆毛を立ててよりボリュームアップをしたいときに使います。

ハードミルクは、なんと男性向けのアイテムですが、使い心地は抜群。束感がありながらもふわっと空気を含んだような動きのあるスタイリングが完成します。また時間が経ってもべた付かず、乱れないところがお気に入り。使い方は、手に出し伸ばして、髪をかき上げるだけ。

グレイヘアになって傷みやすくなったと感じる髪の毛には、ヘアケアグッズも必須。良質なものがいいと、サロンで買える「レラ・パルガ」のシャンプーを使用しています。また「パンテーン エクストラダメージケア」のトリートメントを併用しています。

「お化粧をすることよりもヘアセットをすることの方が、1日を気持ちよく過ごす上で大切だと思います。グレイヘアにするならなおのこと、お手入れと自然に見せながらも色つやがあるようにセットすることが必要です」              

グレイヘアに合うファッションとは

グレイヘアファッション
スカートとアクセサリーは手作り。スカートは羽織からのきものリフォームです

 

「この髪形にしてから着るものが変わりました。常に顔映りのいい色を選んできたのですが、明るい色を着てもおかしいとは思わなくなったんです」と話す櫻井さん。

特に似合うようになった色は「ピンク」。この日もピンクのジャケットを中心に、同系色のトップス、スカートとアクセサリーでコーディネートしました。実は、眼鏡の色もピンク色です。櫻井さんの上品さを、いっそう引き立たせています。

櫻井さんは2018年に、70歳になりました。保険外交員の仕事も引退し、ライフワークのきものリフォームを中心とした創作活動に専念することを決めています。

「退職を機に、染める頻度をもう少し減らせると思います。可能であれば、川邉サチコさんのようなロングヘアのアップスタイルにも挑戦してみたいですね」

撮影=中村彰男 ヘアメイク=杉山えみ 取材・文=竹上久恵(ハルメクWEB編集部)

 

グレイヘアスタイル

かっこいいグレイヘアスタイル-2018秋冬カタログ

今回ご紹介した女性たちが、今の髪型になるまでの白髪との付き合い方や、ヘアケアの方法などを一人一人にインタビューした記事「私のグレイヘアの作り方」を公開します。

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ハルメクWEB編集部

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