白髪とくせ毛を魅力に変える垢抜け術#3
レイヤーが決め手!大人の「くせ毛」を生かして小顔に見せるオーダー術
レイヤーが決め手!大人の「くせ毛」を生かして小顔に見せるオーダー術
更新日:2026年03月05日
公開日:2026年02月18日
教えてくれるのは、Yukari(ゆかり)さん
毛髪診断士・くせ毛アドバイザー。InstagramやYouTubeで「くせ毛と白髪を魅力に変える」くせ毛激変メソッドを発信中。表参道のサロン「MEY HAIR CURLYS」で実施する「くせ毛スタイリングアドバイス」、全国各地で開催する「Curly Workshop」も好評。著書に『くせ毛はこれであかぬけます』(プレジデント社)
広がりが怖い…くせ毛さんが陥りがちな「カットの罠」
第1回は、縮毛矯正や白髪染め卒業時の「不自然な移行期間」を乗り切る対策、第2回はパサつくくせ毛を根本から変える「正解シャンプー習慣」をご紹介しました 。今回は、くせ毛をコンプレックスから魅力へと一気に昇華させる「失敗しないカットのオーダー術」についてお話しします。
「毛先をそろえて重めにカットして、まとまりよくしていきましょうね」
私たち“くせ毛民”は、美容院へ行くとそんな提案をされることがとても多いと思います。確かに、重みがあるとクセやうねりが重力で引っぱられるため、広がりにくくなる効果はあります。そのため、ワンレングスの重めスタイルを長年続けている人は少なくありません。
でも、“くせ毛”を生かすなら、その真逆―― 髪を軽やかにする、「レイヤーカット」がおすすめ。「レイヤー」とは、髪に段差をつけてカットする技法で、髪の長さを一律にそろえる「ワンレングス」に対して、軽さを出して髪に動きが出るのが特徴です。
「くせ毛+レイヤーカット」の効果は、大きく次の2つ。
(1)スタイリングでカールが作りやすくなる
上にかぶさる髪が短くなって、軽やかになるので、動きが出やすくなり、カールがきれいに立ち上がりやすくなる。
(2)ひし形シルエットで垢抜け&小顔効果
頬骨あたりはふんわり、あご先はすっきりの「ひし形スタイル」を作りやすくなり、垢抜けた印象に。小顔効果も。
美容院では、ぜひ「くせ毛を生かすためにレイヤーを入れたい」とオーダーしてみてください。ただ、くせ毛の髪は本当に千差万別で、カールの強さや髪の量によって、ベストシェイプの仕上がりに持っていくのが難しいのが現実。そのため、くせ毛カットに慣れているサロンを探して、ご相談することをおすすめします。
そして、くれぐれも気を付けてほしいのが、髪をすき過ぎないこと! くせ毛の人は、ボリュームを抑えたい気持ちから髪をすいている人が多いのですが、やり過ぎてしまうと大事な毛束が作れなくなってしまいます。
垢抜け感の重要な要素である毛束は、ある程度の毛量がないと作れなくなるので、くれぐれも髪はすき過ぎずに、「レイヤー(段差)」を入れてもらってくださいね。
襟足スッキリ!「隠し刈り上げ」で手に入れた驚きの扱いやすさ
襟足と耳上だけを刈り上げて、上から髪をかぶせる「隠し刈り上げ」。ボリュームを抑えるのにも有効です。
10代から30代までの17年以上、黒髪ストレートロングという髪型だけに縛られ続けていた私は、脱・縮毛矯正、脱・白髪染めの後、生まれて初めていろいろなカラーやヘアスタイルに挑戦できるようになりました。
そのため、当時は「どんな色、どんなスタイルにしよう……!」というワクワクした気持ちでいっぱい。
その頃、ヒントを探すためにインターネットでくせ毛を生かすための情報を大量に検索していたとき、ふと目に留まったのが、「ツーブロック」でした。
ツーブロックというと、頭頂部を残して刈り上げる、男性の短髪をイメージしますよね。もしくは、クール系ファッションのショートヘアの女性がやるツーブロックも、かっこいいイメージ。夏木マリさんや浅野温子さんとか、素敵ですよね。
でも、私が思い切って挑戦したのは、襟足と耳の上だけを刈り上げて、その上は髪をかぶせてみえないようにするツーブロックスタイル。いわゆる、「隠し刈り上げ」です。
海外のカーリーガールやモデルさんたちがやっているのをみて、クルクルのカールヘアなのにシルエットはスリムになるそのおしゃれな様子に、「これだ!」と一目ぼれ。
さっそく、担当してくれている美容師のHiroさん(MEY HAIR CURLYS)に相談したところ、「いいですね! やりましょう」と快諾。
けっこう攻めた手法ですが、普段は刈り上げていることに気付かれることはありませんでした(笑)。髪が乾くのは速いし、暑い時期に快適なのもよかったですね。
白髪の束感がハイライトに!くせ毛生かしの究極「シャグカット」
隠し刈り上げのショートボブがトレードマークになっていた私は、そのスタイルが長く続いていたこともあり、「そろそろ違う髪型に挑戦したい……」と、再びくせ毛カットの救世主である担当美容師のHiroさんに相談。
そのときに提案してくれたのが、現在のスタイル「シャグカット」です。
1970年代にアメリカで流行したレイヤーをたっぷり入れたヘアスタイルで、「ウルフヘア」とも呼ばれていました。これを、襟足をもっと短めにするかたちで現代風にアレンジ。
カールの動きが自然に引き出せるし、長めの前髪でニュアンスも出せる……という、まさにくせ毛生かしの究極スタイル! 私の顔まわりのグレイヘアも、いっそうハイライトとして引き立つし、一石二鳥。
また、スタイリングで束感のあるカールがとても簡単に引き出せます。シャグカットを初めてすすめられたときは、「え! 私が流行りの髪型に挑戦できるなんて……うれしい!」と感動したものです。重めにカットしたワンレングスしかできなかった頃では考えられなかったこと。
数年前、縮毛矯正をやめる決意をしなければ、こうした楽しみは味わえませんでした。今は、あの頃の私に「ありがとう!」と言いたい気持ちです。
私と同じように、今、自分のくせ毛に悩んでいる人たちに、その劇的な人生の大逆転を体験してもらいたい。あなたの心がこれから大変身するワクワクでいっぱいになってくれたら、それ以上にうれしいことはありません。
※本記事は、『くせ毛はこれであかぬけます』より一部抜粋して構成しています。
※髪質には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。
■「白髪とくせ毛を魅力に変える垢抜け術」をもっと読む■
#1:脱・縮毛矯正&白髪染め!「移行期間」を乗り切る対策5つ
#2:スタイリングより大事!「くせ毛」 “正解シャンプー”習慣
#3:大人の「くせ毛」を活かして小顔に見せるオーダー術
もっと詳しく知りたい人は、Yukariさんの書籍をチェック!
大注目のくせ毛インフルエンサーYukariさんが、くせ毛やうねり髪をコンプレックスではなく美人髪に変えるメソッドを紹介する一冊。カットの秘訣、正しいシャンプー法、朝のセットを劇的に変えるスタイリング術まで網羅。縮毛矯正や白髪染めに頼りすぎず、大人の女性が欲しいうるツヤな束感ヘアへ導きます。




