たるみ防止の鍵は「足裏」と「消化吸収力」!鍼灸師が教える簡単おうち養生法
たるみ防止の鍵は「足裏」と「消化吸収力」!鍼灸師が教える簡単おうち養生法
公開日:2025年02月14日
教えてくれた人:若林理砂さん(わかばやし・りさ)さん

わかばやし・りさ 1976(昭和51)年生まれ。臨床家、鍼灸師。2004年にアシル治療室を開院。予約の取れない人気治療室となる。著書多数。
たるみ防止の肝は「足の裏」と「消化吸収力」
たるみ防止は、足の裏と消化吸収力が肝です。
「立つときや歩くとき、足の親指側だけで踏ん張り、小指側を使えていないオトナ女性は多いです。体重を足裏全体で支えないために姿勢が崩れ、たるみが生じてしまいます」と鍼灸師の若林理砂さん。
さらに胃腸の力が弱いことも、たるみの原因と話します。
「東洋医学では、胃腸の健康こそが肌の健康です。消化吸収力を上げれば、腸から皮膚へと、“気=栄養”をたっぷり届けることができ、ふっくら肌に」
次に、足裏と胃腸を整える方法を紹介します。「どちらも家で簡単にできる養生法です。体の力を取り戻してたるみをなくし、不調まで解消しましょう」
テーピングテープで足の裏を整える!
足の小指側に力をつけて足の裏のバランスを整え、たるみの原因「姿勢」を改善します。小指側の力も使い体を支えている感覚を覚えましょう。
幅25mmのテーピングテープを使います。肌が弱い人は、「肌にやさしいテープ」など、かぶれにくい商品を選んで!
テーピングで足のバランスを復活!


親指の付け根から、小指の付け根を通るように、足をぐるりとテーピングします。甲側は引っ張りながら、足裏側はゆるく貼ります。小指側の力がサポートされます。テープは粘着力が強いので、剥がすときは肌を傷めないように、テープ周辺の肌を押さえながらゆっくり行いましょう。
タオルで足の小指に力をつける

床にタオルを広げ、足の小指の力でたぐり寄せることを数回繰り返して、小指側の筋肉をトレーニング。

ペットボトル温灸で、3つのツボを温め、消化吸収力アップ!
ペットボトル温灸で胃腸に力をつけます。1日2回、ツボに5秒当てて離すことを3度繰り返します。ツボの位置はだいたいでOK!
【ペットボトル温灸の作り方】

ホット用ペットボトルに常温の水を3分の1量入れて、沸騰直前の湯を3分の2量注ぎ、60〜70度の湯にします。
中脘(ちゅうかん)で栄養の吸収を高める

胸骨の下端とおへその中間にあるツボ「中脘」にペットボトルの底を当て、胃腸の力を取り戻します。
衝陽(しょうよう)で胃の消化力アップ!

胃につながるツボ「衝陽」は、足の人さし指と中指の骨が交わるあたりに。ペットボトルの側面を当て、消化力を高めます。
太白(たいはく)で巡りをよく!

足の内側の側面。親指の付け根の下にある「太白」にペットボトルの角を当て、気を巡らせる力をアップ!
【番外編】たるみの気になるフェイスラインと口元にも直接アプローチしよう!
爪楊枝で、下げる筋肉をゆるめて口角アップ!
口角を下に引く筋肉を爪楊枝鍼(つまようじばり)で刺激してゆるめ、口角を上げます。即効性があるので、お出掛け前におすすめ。
【爪楊枝鍼の作り方】

爪楊枝20本をまとめ、先端をそろえて輪ゴムで束ねれば出来上がり!

口角から下あごにつながる口角下制筋(こうかくかせいきん)を爪楊枝鍼で刺激します。尖った方を、軽く1秒押し当て1秒離すことを5回程度繰り返します。
ビーズで、咬筋をほぐして、頬をスッキリ!
無意識のうちに噛みしめていると、咬筋(こうきん)が硬くなり衰え、顔がたるみます。咬筋をゆるめて、スッキリ顔に。
【ビーズテープの作り方】


ドラッグストアで買える、伸縮性のあるキネシオロジーテープ(幅25mm)を半分の幅に切り、中央に4mm程度のプラスチックビーズを置きます。

噛んだときに硬くなる咬筋にビーズを当て、テープを引っ張りながら筋肉に対して垂直に貼ります。30秒程度で筋肉がゆるみスッキリします。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
取材・文=野田有香、井口桂介(ともにハルメク編集部) 写真=鈴木宏
※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年6月号を再編集しています。




