知らないと損!美容の豆知識#20

日中のスキンケアはどうすればいい?小じわ、ほうれい線、くすみの簡単対処法

日中のスキンケアはどうすればいい?小じわ、ほうれい線、くすみの簡単対処法

公開日:2025年01月28日

日中のスキンケアはどうすればいい?小じわ、ほうれい線、くすみの簡単対処法

朝も夜も、50代ならではの年齢に応じたお手入れは、完璧!のはずなのに…「どんなにがんばっても日中乾燥してメイクが崩れてしまう」という方必見!日中ならではのお助けアイテムを駆使していつも美しくいられる方法をマスターしましょう!

「どんなに保湿しても乾く…」50代の肌事情

「どんなに保湿しても乾く…」50代の肌事情
webweb / PIXTA

「朝は化粧水から乳液までしっかり、時にはパックも。夜はクレンジングからクリームまで念入りに。シートマスクはできるだけ毎日!美容液は何種類かを使い分けています!」と、朝晩のスキンケアはもはや完璧!という方もいらっしゃるのでは?

なのに日中乾燥してメイクが崩れてしまうのは、なぜ!?そんな悩みが出やすいのが、50代なのです。

やはり、日中の乾燥や紫外線に打ち勝つには、朝晩だけでなく日中のお手入れも必要になってくるでしょう。特に日中目立ってくるのが「目まわりの小じわ」「ほうれい線」「肌全体のくすみ」かと思います。

メイクをしていると、時間が経つと小じわやほうれい線にファンデーションが溜まり、余計に目立ってしまいます。それを対処するには日中用のお助けアイテムを使う必要があります。

具体的にどの悩みに、どのようなアイテムを使えばいいかと言うと

  1. メイク直しの時間が取れる方は、美容液スティックを持ち歩くべし 
  2. 時間がない時や瞬時に潤すならば、ミストがおすすめ 
  3. ほうれい線にはワントーン明るいコンシーラーorハイライトを 

です。

今の時代は、メイクの上から使えるスキンケアアイテムも多数揃ってきています。
わざわざメイクを落とさなくても、上から重ねるだけで朝のきれいなメイクの状態を再現できたり、むしろ朝よりきれいじゃない?と思える仕上がりが叶ったり、日中用のスキンケアアイテムにはメリットがたくさんです。

「どんなに保湿しても乾く…」50代の肌事情

ただ、それらをどのタイミングで、どう使いこなせばいいのか?よくわからないままなんとなくで使っていると、かえってファンデーションが崩れてしまったり、余計にトラブルが目立つこともあるので注意が必要。

そこでここからは、ありがちなトラブルに最適な日中用コスメの選び方、使い方を詳しくご紹介します!

日中ありがちな肌悩みには、これらが最適

1.保湿ミストは油分が入ったものを選ぶべし!「化粧水タイプ」はNG

1.保湿ミストは油分が入ったものを選ぶべし!「化粧水タイプ」はNG

室内の冷暖房による乾燥はもちろんのこと、冬は外気温の低さや空気の乾燥により、朝しっかり保湿をしていても日中肌がカサカサしてしまうことがあります。

乾燥すると、ファンデーションは粉っぽく浮いてしまいます。さらに乾燥が続くと、肌がワントーン暗くなったようなくすみも感じ始めます。少しでも「肌がカサつくな?」と思ったら、どこでも手軽に使える「保湿ミスト」がおすすめです。

日中使いには「化粧水タイプ」ではなく、水分を与えつつ、水分が逃げないようフタをする役目のある油性成分が入った「オイルインタイプ」「セラムタイプ」を選びましょう。

化粧水タイプは水成分しか入っていないので、すぐに蒸発し、結果再び乾燥が気になり始めてしまうため日中ではなく朝晩のスキンケアの前、プレ化粧水として使うのがおすすめです。

吹きかける際は、近くからミストを吹きかけると量が多く当たり、メイクが崩れてしまうので、顔から離して数プッシュ吹きかけましょう。

ちなみに筆者は「ミストセラム」のタイプを愛用しています。こちらはオイルフリーですが美容液成分が配合されており、水分が蒸発しにくくしっかり潤いが続いてくれます。最近はこのようなオイルフリーでも保湿力が高いものが多く発売されているので、自分の肌に合うものを探してみてください。

2.メイクの上から使える美容液スティックが便利

2.メイクの上から使える美容液スティックが便利

持ち運びに便利な美容液スティックは、たくさんのブランドから発売されています。ミストではなく美容液スティックを使うメリットは、ピンポイントでしっかり保湿できること。特に目まわりの小じわ、ほうれい線など気になる部分にアプローチできます。

ファンデーションが入り込みやすい小じわも美容液スティックを使うことでふっくら整い、崩れも気にならなくなります。

また、目の下に落ちたアイライナーやマスカラをお直しする際にも美容液スティックは便利です。

まずは乾燥して崩れてしまった目まわりの小じわ、ほうれい線にはスティックを直接当て、引きずらず、ポンポンと軽くたたくように塗ります。その後指で美容液をなじませるのですが、ここでファンデーションがムラになっていたら、柔らかいコンシーラーを上から重ね、美容液、ファンデーションとなじませましょう。

プレストパウダーで仕上げたら、これで朝メイクしたてのベースメイクを再現できます。目の下に落ちたマスカラやアイライナーは、美容液スティックを指でなじませた後綿棒で拭き取り、コンシーラーを上から重ねます。これできれいにお直しできますよ。

日中も、ファンデーションの上からでも美容液を重ねることで常に潤い、小じわや口まわりの悩みも気にならなくなるでしょう。

3.明るめコンシーラーorハイライトを口まわりに仕込んでおく

3.明るめコンシーラーorハイライトを口まわりに仕込んでおく

口まわりのトラブルには、明るめのコンシーラーやハイライトを仕込んでおくのがおすすめです。朝フェイスパウダーをなじませる前、ほうれい線や口角の気になる部分にコンシーラーもしくはハイライトを指で少量なじませましょう。

ポイントは「柔らかいテクスチャーのアイテムを使う」ことです。硬くカバー力があるコンシーラーは、よく動く口まわりには適していません。すぐにシワに入り込み、トラブルがかえって目立ちます。

カバーするのではなく、明るさをプラスして目立たなくするのが目的なので、コンシーラーであれば液体タイプもしくは柔らかいテクスチャーのバームタイプを。ハイライトであればリキッドやクリームタイプを選ぶのがいいでしょう。

例えばほうれい線の部分に明るめのコンシーラーを重ねるとしたら、下から上に引き上げるように、タッピングしてなじませます。あまり明るすぎると白く浮いてしまうので、やや明るさが出るぐらいの色がいいでしょう。

ハイライトであればホワイトではなくライトベージュ、そして大粒のラメが入ったものは不自然な表情になるのでパール入り、もしくはラメ、パールなしタイプを選ぶのがおすすめです。

もし日中乾燥して崩れてしまったら、先に記述した通りミストや美容液スティックで保湿し、朝使用したものを少量上から重ねて手直ししましょう。明るめのコンシーラーやハイライトは、日中のくすみにも対応できるので、1つあると便利ですよ。

筆者がこの記事で紹介したコスメは

  • ドクタージー ブラックスネイルコラーゲントゥーミストセラム
  • イヴ・サンローラン ピュアショット セラムインスティック
  • トーン ペタル フロート  フローレスタッチ 01

です。(写真1枚目参照)

日中は人から見られる機会が多く、常に美しくいたいですよね。ぜひこの記事を参考に、日中もツヤ感あふれる美肌を保ちましょう!

写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)

HALMEK up編集部
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