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- 冬の乾燥対策は大丈夫ですか?
こんにちは。女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております鍼灸師、あんまマッサージ指圧師の岸村有子です。冬支度は進んでいますか?
乾燥注意!!
各地で紅葉がきれいですね。寒さもあまり厳しくなく、とても過ごしやすいので見過ごしがちですが、実は結構乾燥しています。
最近みなさまからよく耳にするのは、指先の爪の周り、かかとの乾燥です。
ハンドクリームを塗る時、手の甲はみなさま念入りなのですが、意外と指先はさっと済ませてしまうようです。また、かかとの乾燥は「気づいたら硬くなってたわ!」とおっしゃいますが急にくるのではなく、少しずつ積み重なっているものがほとんどです。
やはり毎日のケアが大切です。週に数回のお手入れはちょっとしたことでスキップしたり、そのままやめてしまいがちなので、毎日のルーティンにして続けてみましょう。
ご存じの通り、乾燥はシワなどお悩みの原因になります。後々慌てないように早めのお手入れを。
保湿のタイミングは?
ベストなタイミングとしておすすめしているのが、入浴直後=バスルームを出るとき。全身の保湿タイムに最適です。
入浴後は1秒たりとも無駄にしないように、すべて手の届くところに揃えておくと便利です。軽くタオルドライして、すぐに塗布。特にオイルの場合、お肌に少し水分が残っているくらいの方が少量でさっと伸びるため、乾いたときのベタベタ感が少ないです。
足裏はオイルなどで滑りやすくなっていると危険ですので、すぐに靴下を履いたりしてくださいね!
体を潤す食事
前にお話しした通り、体を潤すには『白い食材』や『酸味と甘みの組み合わせ』がおすすめです。
11月に入り、店先に国産レモンが並び始めています。ぜひ無農薬のものを選んで、はちみつ漬けを作ってみてはいかがでしょう。もちろん、フレッシュなレモン汁をたっぷり絞り、はちみつを加えたホットレモンもおいしく潤えます。市販のゆず茶も良いですね。
指先やかかとなど、目に見えやすい場所が乾燥しているということは、頭皮や体の中も着々と乾燥が進んでいます。のどや鼻が乾くと、風邪などの感染もしやすくなります。潤いケアを大切に。
『秋の養生食』もぜひ参考にしてくださいね。また前回お話ししたように、体を温める食材も併せて積極的に摂りましょう。
メイクのヒント
普段から、おしゃれ盛りの娘や姪からコスメ情報を仕入れています。今回ぜひご紹介したいのが、アイブロウペンシル。メイクの時私が一番気を使うのが眉ですし、苦手なのも実は眉!
「Flortte フロレット アイブロウペンシル」(440円)は、苦手さんでも描きやすくおすすめの一品です。
今日のツボ【関元(かんげん)】
2月からセルフ灸をご紹介してきましたが、脚のツボにそろそろみなさま慣れてきましたでしょうか。今回は少しハードルを上げて、おなかのツボと参りましょう。
関元(かんげん)はおへその下に位置する「元気のでるツボ」です。お腹が冷えているとき、なんとなくやる気の出ないときに効果的です。
脚に比べて熱を感じやすいので、弱めのお灸でお試しください。お腹が平らになるように仰向けで行いましょう。
また台座の側面に触れて冷めたのを確認してからはずしましょう。外すとき灰がこぼれやすいので、ご注意ください。
■ツボの場所
おへその真下。指4本分下になります。
■お灸の使い方
詳しくはこちら(今日のツボ【三陰交(さんいんこう)】お灸の使い方)をご参照ください。
■おすすめのお灸
せんねん灸レインボー 温熱の穏やかなお灸です。
はじめてのお灸moxa 4つの香り 花、フルーツ、香木、緑茶の香りを気分で楽しめます。
※お食事やお灸の効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
《小雪》
しょうせつ 二十四節気の20番目。11月22日~12月6日
字の通りわずかに雪が降るという意味です。朝晩は冷え込みますが、昼間は日差しがあり、冬といっても比較的穏やかな天候が続きます。夕方から気温が下がりますので、お出かけの時は上着のご準備を忘れずに。特に「首」(首、手首、足首)をしっかり覆うようにしましょう。
旬のミカン、ホウレンソウ、白菜がおいしくなります。お鍋にすると葉物野菜が手軽にたっぷりとれますよ。
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