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- 母の認知症の進行で不安に…
急死した兄の盛大な葬儀も無事に終わり、今後の母の介護は私一人にのしかかってくるようになりました。私にはとても気遣ってくれる人に囲まれたことで救われた反面、母の認知症の進行や異常行動に悩まされることに。今回はそんなお話です。
母の認知症の進行を感じる
兄の盛大な葬儀も無事に終わり、母、私の家族、兄家族はいきなり静かになってしまったセレモニーホールに残り、骨になってしまった兄とようやく向き合って悲しみと寂しさを感じていました。
しかし、その時も認知症の母は「邦浩だよね、亡くなったのは」「何で亡くなったの」の繰り返し。
たった一年半前に亡くなった父の時は、ここまでひどくなかったのに……。認知症というのは進行が早いものなのかと、兄がいなくなってしまった不安にさらに輪をかけて不安でいっぱいになりました。
兄の職場の方からお気遣い
悲しさ寂しさも葬儀まで。そのあとは一気に現実になりました。
兄の職場から、荷物を取りにきて欲しいと連絡がお義姉さんのところにあり、二人で伺いました。
とにかくお付き合いが多すぎて名刺ホルダーが何冊もあり、これだけの付き合いがあれば葬式も盛大になるわけだとお義姉さんと苦笑い。
「今回は本当に突然のことでご家族のみなさまも驚かれ、大変な思いをされていらっしゃると思います。もしよろしければ落ち着いたころ、当ホテルにご宿泊されませんか」
とてもありがたいお気遣いをいただき、兄家族と私の家族と後日宿泊させていただくことになりました。
母の周りの人たちの気遣いに感謝
本来ならば四十九日法要まで喪に服すべきなのでしょうが、母には普通の生活にすぐ戻ってもらうほうが良いと考え、ケアマネージャーさんに相談。いつものデイサービスやヘルパーさん介入サービスも、告別式の次の日からすぐお願いすることにしました。
デイサービス先では、母の出方次第で声掛けを決めようと介護士さん皆さんで話し合ってくださいました。
想像がつかない状態で母を迎えてくれたのですが、母はいつもの母で、息子の死すら忘れ普段通りの穏やかな笑顔たっぷりで現れ、じゃあこのまま触れずにいつもの通り楽しく過ごしてもらおうと、普段通りに接してくれたそうです。
朝、訪れたヘルパーさんからは「いつものように朝、寝起きでしたのでバタバタ身支度で、いつもの通り接しました(笑)」と連絡。こんな時は、認知症で良かったのかなとポジティブに受け止めた私。
ただ兄の死から急に母は、仏壇を閉める、お線香やおりんを隠すなどという異常な行動をするようになりました。
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