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- 自分時間の過ごし方「手当てのチカラ」
ぽっかり空いた休日。何も予定がなく、だからといって活動的に動く気力もなし。そんな日のわたしのとっておきの過ごし方を、ご紹介します。
思い立ったら
予定のない日、元来ずぼらなわたしは一日中家でごろごろ過ごすことも好きなのですが、数か月に一度、疲れがたまっているなぁと感じたとき「スペシャルケアの日」を設けています。
スペシャル……というのは、近くのリラクゼーションサロンへリンパマッサージを受けに行くこと。それがわたしには最高の癒やしなのです。
前日から予定を組むことはせず、朝目覚めたときの気分で決めて、ネットで当日の空いている時間があったらポチッと予約。思いったったときにさっと動く、そんな自由な時間の使い方ができるのもひとりの休日ならではですよね。
ようやく涼しくなってきた先日も、久しぶりに行ってきました。てくてく歩いて20分ほどの道中、どこからか金木犀のにおいがふんわりと香っていい気分。
10月生まれのわたしは、今回バースデークーポンでなんと全メニュー20%オフ。いつもなら60分コースだけれど、今回はちょっと贅沢に90分コースをチョイスしました。
わたしのこだわり
わたしが通うサロンは、歴20年以上の女性セラピストさんがひとりで営むサロンです。美容に関するお店を選ぶとき、わたしはいつも女性がひとりで営んでいるお店を好みます。
セラピストさんと1対1で数時間過ごすわけなので、相性も大事だと思っていて、その方の雰囲気やサロンのしつらいなどが、わたしにとって心地のいいものであることがとても大切だと考えているからです。
マッサージに行くときの服装は、なるべく締め付けない下着と、生地が薄く切り替えなどがないワンピースを選びます。服を着たまま施術を受けるので、リラックスできて、セラピストさんの力がダイレクトに伝わるように、というこだわりです。
手当てのチカラ
「手当て」ということばは、今では「ケガや病気の治療」という意味で使われることが多いようです。
人は体のどこかが痛むとき、あるいは緊張や不安を感じるとき、自然と手を患部に当てて、痛みや不安を和らげようとします。「手当て」は本来、文字通り手を当てる(触れる)ことで心身の苦痛を和らげる癒やしの方法のひとつであり、マッサージはまさにその一形態といえるでしょう。
手のぬくもりに癒やされ、コリもほぐしてもらう至福の90分はあっという間に過ぎてしまいます。気軽に行けるお値段ではありませんが、帰り道でいつも「また来られるように仕事をがんばろう」と思えるほど、「手当て」の効果は絶大なのです。
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