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【まとめ】一生お金に困らない!年金家計簿のつくり方

公開日:2020.06.05

年金生活……まだ先の話と思うかもしれませんが、油断していると大変。いざ年金生活に入るとお金の使い方を現役時代とは変える必要があるからです。100歳まで安心な賢い年金家計簿のつくり方と、実際の家計簿の書き方を説明します。

年金生活は、年間65万円の赤字⁉

年金生活は、年間65万円の赤字⁉

総務省の2017年家計調査報告によると、年金で暮らしている夫婦の1年間の平均的な収入は251万円、支出は316万円。家計収支は「65万円の赤字」です。

現役時代なら、家計の赤字はボーナスで補てんできましたが、年金生活ではそうはいきません。貯金を取り崩して充てることになります。そこでファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんは、まず「100歳まで生きた場合、夫婦の老後資金から1年間で取り崩してもいい額」を知ることから始めるよう助言します。

「年間で取り崩していい額の少なさに驚くことでしょう。あくまでも額は目安ですが、ここで危機感を持つことが重要」と深田さんは言います。ここを出発点に、いよいよ年金家計簿づくりです。

年金家計簿ですること

  • ステップ1 知る

「年金家計は年金収入だけでは回せません。貯金を取り崩す生活です」と深田さん。まずは、1年間で取り崩してもいい金額を知ります。

  • ステップ2 書く

次に、年金収入と月々の支出を書き、収支を把握します。「手を動かして、実感することこそが重要」(深田さん)

  • ステップ3 確認する

書き出したら、今の赤字額が大き過ぎないか確認します。「ここで家計の問題が浮き彫りに」(深田さん)。問題点を見直して、“お金が貯まる家計”にしていきましょう! 

■もっと詳しく■

一生お金に困らない年金家計はどうつくる

 

年金家計簿シートに書くだけでお金が貯まる!

年金家計簿シートに書くだけでお金が貯まる

年金家計簿、すなわち「書くだけでお金が貯まるシート」を作れば、計画的な支出ができ、結果的にお金が貯まるようになります。

やり方は、2か月ごとに受け取る年金1回あたりの収支をイメージできるように、「2か月分の家計」を書き出すことがポイントです。年金収入と月々の支出を書き出し、収支を把握します。 

「お金が貯まる近道は、家計のムダを見つけること」と深田さん。このシートによって、家計のムダを見つけ、削減できる項目をチェックしましょう。2か月を実践できたら、同じようにシートを作って、1年間続けます。計画的な支出ができるようになり「お金が貯まる」年金家計に!

年金家計簿の書き方のポイント

  • 年金1回あたり、2か月分の家計を「書く」
  • 貯蓄と収入、使えるお金を書き出す
  • 予算を立て、実際に使った金額を記入する
  • 2か月分の支出を見て、計画的な支出をする

■もっと詳しく■

※「書くだけでお金が貯まるシートは下記の記事からダウンロードできます。
一生お金に困らない!年金家計簿のつくり方


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