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素朴な疑問中吉、吉、小吉、おみくじの縁起のいい順とは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
初詣で引くおみくじって、今年一年の運命がかかっている気がしてちょっとドキドキしますよね。私は大吉を引いて今年は幸先の良いスタートでした! 主人は大きな声で「大吉こい!」と言いながら引いて、吉。「吉は、大吉の次だからよかったね」と伝えると……。
主人が「中吉と小吉の下が吉じゃないっけ?」と。え、そうなの? 吉の下が中吉、小吉かと思っていました。どの順番で縁起がいいのか気になるので、調べてみました!
「吉」は中吉より下?おみくじの縁起のいい順
おみくじの縁起のいい順番には、正式な決まりはないそうです。お寺や神社によって、種類、内容、見解が異なり、吉と凶の割合も違うのだそう。
一般的には6種類の吉兆で、多いのは、「大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶」、もしくは「大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶」という順番。迷ったら、社務所や寺務所(お守りを授与していたり、御朱印を受け付けている事務所)で確認するとよいでしょう。
珍しいところでは、石清水八幡宮や下鴨神社には「平(たいら)」というおみくじが引けます。平は、「普通・平凡」という意味なのだそう。
また、伏見稲荷大社のおみくじは、17種類もの吉兆に分けられており、「吉凶末分末大吉(よしあし いまだわからず すえだいきち)」、「吉凶相交末吉(きちきょう あいまじわり すえきち)」、「吉凶相央(きちきょう あいなかばす)」といった、読み方が難しいものも含まれています。
おみくじは指針とすることが大切
吉なのか凶なのか、そればかり気になりがちなおみくじですが、大切なのは、内容をよく読んで、今後の生活や生き方の指針とすることです。細かいアドバイスが書かれていますから、自分を見つめ直すきっかけにしましょう。
もし、結果が不満でも、何度も引き直すのはおすすめしません。陰陽道によると、対極にあるものは逆の方向に転じやすいのだそう。たとえ大凶を引いても、大吉に転じる可能性があるということです(よかった!)。
おみくじは結ぶ、または、持って帰る
ところで、おみくじって、持って帰る人と、境内の木の枝に結んで帰る人がいますが、どちらが正しいのでしょうか? 調べてみたところ、どちらでも構わないそうです。
持って帰る場合は、自分への教訓として大事にしましょう。最近では、いつも持ち歩けるように、「おみくじ入れ」というアイテムもあるそうですよ。一年たったら、おみくじを引いたお寺や神社にお返しします。間違っても、ゴミとして捨ててはいけません。
木の枝に結ぶ場合は、指定の「おみくじ結び場所」にある木の枝に結びましょう。凶のおみくじは、利き腕と反対の手で結べば、「困難な行い」をしたことになるので、吉に転じるといわれています。
おみくじは、吉か凶かだけに惑わされず、内容をきちんと読もうと思いました。
※この記事は2020年12月の記事を再編集して掲載しています。
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