こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
新年といえば初詣。ワタシは毎年家族みんなで行っています。そんな中、ふと疑問に思ったのが「初詣っていつまでに行った方がいいの?」ということ。気になったので、早速調べてみました!
昔から日本では、新年にさまざまな幸福をもたらしてくださる「年神様」をお迎えし、おもてなしをして、お見送りをするという一連の行事がありました。お正月とはその一連の行事のことです。そして、初詣とは、地元の氏神様に旧年の感謝をささげ、新年がよい年になるようにとお参りをする行事です。
日本に古くからある風習に、「年籠り(としごもり)」があります。年籠りは、新年を平安に過ごせるよう、大晦日の夜から元旦の朝にかけて一家の長が氏神に祈願するというもの。年籠りは、大晦日に詣でる「除夜詣」と、元旦に詣でる「元旦詣」に分けられ、元旦詣が初詣の原型となっています。
初詣は、一般的には、1月1日~3日の三が日か、お正月にやってきた年神様がいらっしゃる期間といわれている「松の内」までに行きます。松の内は、関東と関西で期間が違います。関東では1月7日まで、関西では15日まで。
どうしても予定が合わなくて、松の内が終わるまでに初詣に行けなかったという場合には、「小正月(1月15日)」、もしくは「節分(2021年は2月2日)」までに詣でるのがいいといわれています。
神社にお参りするときの作法ですが、まず鳥居をくぐる前に敬意を持って一礼し、心を落ち着けて神聖な場所に入ることを意識しましょう。手水で身を清めたら、お参りです。
まず、おさい銭を入れ、鈴を鳴らした後は「二礼二拍手一礼」といわれている通り、2回頭を下げ、2回柏手を打ち、最後にもう1回頭を下げます。柏手を打つときに、神様への感謝の気持ちを唱え、最後の一礼は慌てず、間を置いて心を込めて深くお辞儀しましょう。お参りをする際は、お願い事をするのではなく、見守ってくれている神様への感謝の気持ちを表しましょう。
身内が亡くなって1年以内の「喪中」である場合は、年賀状のやりとりを控えるように、初詣も控えるのが慣習になっています。
初詣をきちんと済ませることができれば心が落ち着き、仕事に、趣味に、生活に、自然と福を呼び込めそうな気がしてきます。今年1年が素晴らしい年になることを願って、ぜひ初詣に出掛けましょう。
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参照:テレ東プラス
イラスト:飛田冬子
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