2019/01/02 0

お雑煮が地域によって全然違うって本当?

 

お正月といえばお雑煮。年末にひいひい言いながらおせちをたっぷり作って、「三が日は主婦業もお休みね」なんて思っていたのに、結局お雑煮を温めたりお餅を焼いたりしてキッチンに立ちっぱなし……、というのがワタシの毎年のお正月の過ごし方です。

 

ところで先日、地方出身のお友だちと顔を合わせたときのこと。「関東では、まるいお餅って売ってないのねえ」としみじみ呟かれて驚きました。言われてみれば、関東で売られているお餅は四角いものばかり。丸いお餅は見たことがありません。お正月の過ごしかたといっても、地域によってさまざまなのですね。

 

そういえば、地方によってお雑煮のつくり方もいろいろあると聞いたけど本当かしら? 調べてみると、どうやら中に入っているお餅が「丸いか、四角いか」以外にも、地域によってお雑煮も違うことがわかってきました。

 

はっきりとどこかで境界線が引かれているわけではありませんが、中部地方のあたりを境目に、それより東側は「角餅」を使いお醤油をベースにしたすまし汁仕立てのお雑煮が一般的。一方で中部地方よりも西側では、丸餅を使ったお味噌ベースのお雑煮が主流のようです。

 

お餅と仕立て以外に、具材にも地域の個性が現れています。お雑煮の具といえば、鶏肉、大根、にんじん、しいたけ、かまぼこなどが挙げられます。それ以外にも地域によって個性的な具を入れる場所もあるんですって。たとえば、青森県や兵庫県では、お雑煮にくじらが入っています。ほかにも、広島県のお雑煮には牡蠣やぶりが、福井県のお雑煮にはかぶが、福島県では出汁を貝柱でとるなど、その土地の食べ物が使われているみたいです。

 

また、お餅をどう調理してお雑煮に入れるのかも差があります。角餅派は、中部地方の一部の地域や新潟県を除いて、ほぼすべての地域がお餅を焼きます。一方、丸餅派は九州地方の一部の地域以外はどこもお餅を煮るのが一般的なのだそう。ちなみに、お雑煮発祥の地である京都の食文化の影響を強く受けている地域で、丸餅を使用することが多いんだとか。同じ日本とはいえ、地域によってお雑煮の種類はかなり違いがあるのですね。

 

関東で丸餅を手に入れるのは難しいけれど、最近ならネット通販を利用すれば、全国のおいしいものが手に入りますね。お正月は一風変わった別の地域のお雑煮を作ってみるか、それとも昔ながらの伝統にのっとって自分の地域のお雑煮を作るべきか。選択肢が広がりますね。

 

参照:日本鏡餅組合
   オイシックス・ラ・大地株式会社

 

今年もお餅のように粘り強くいくわ

 

イラスト:飛田冬子

 


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