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2023年01月02日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
初詣や七五三など、昔から日本人の生活になじみ深い、神社やお寺。お参りの仕方が違うというだけでなく、他にもたくさんの違いがあるそうです。
きちんとお参りするためにも、しっかり神社とお寺のことを知っておきたい!そう思い、早速調べてみることにしました!
神社とお寺にはいくつもの違いがありますが、その中でも主な違いをまとめてみました。
神社とお寺の違いでまず挙げられるのが、神道か仏教かの違いです。
神道は日本起源の宗教です。日本では昔から、山や森、木や石など、この世のあらゆるものに神様が宿ると考えられてきました。そんな「八百万の神々」と呼ばれるたくさんの神様を、全国各地でお祀りする場所が、神社です。
一方、仏教はインドで生まれ、中国を経由して日本に伝来した宗教です。お釈迦様(仏陀)や菩薩といった「仏様」を信仰し、修行の場でもあります。
お寺の祈りの言葉が「お経」と呼ばれることは多くの人が知っていると思いますが、神社では祈りの言葉のことを「祝詞(のりと)」といいます。
祝詞には古くから伝わる日本固有の言葉である大和言葉(やまとことば)が使われており、現代を生きるワタシたちにとっては耳慣れないものの、柔らかく温もりのある優しい言葉なんだそうです。
「初詣は神社とお寺、どっちに行けばいいの?」とふと疑問に思って調べたところ、どちらへ行っても問題ないそう。
なお、参拝先の基本は、地域の守り神である氏神様(家の近くの神社)や、自分たちが代々お世話になっている菩提寺(先祖代々のお墓があるお寺)です。
複数の神社やお寺に初詣をする場合、まずは氏神様や菩提寺にお参りをしましょう。
神社では神道、お寺では仏教徒、本来別々の信仰対象ですが、仏教が民衆にも広まっていくとともにこの二つが融合し「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」として一体化された信仰となりました。
この考え方は長い間続いたものの、明治政府の神仏分離令により、現在のように神社とお寺が区別されるようになりました。
神社とお寺が共存していた頃の名残は今でも残っており、その一つが神社に付属して建てられたお寺の「神宮寺」です。
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参照:伊正建設
イラスト:飛田冬子