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2020年12月01日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ドラッグストアに行くと、たくさんのヘアケア製品が並んでいます。新商品なども手に取ってチェックしてみるのですが、リンスとコンディショナー、トリートメントの違いがいまひとつわからないんですよね。
それぞれには、どのような違いがあるのでしょうか? 調べてみようと思います。
リンスとコンディショナーに大きな違いはありません。メーカーによっては、リンスかコンディショナーのどちらかしかない場合もあります。髪の表面を滑らかにして指通りをよくし、パサつきを抑え、キューティクルが傷むのを防ぎます。
成分を見てみると、シャンプー後の濡れている状態で髪の表面に吸着しやすい「カチオン性界面活性剤」と高級アルコールをベースとし、「シリコーン」や「エステル油」などの油剤などで髪の表面を保護します。
最近では、髪の内部に浸透し、髪の傷みを補修するトリートメント機能を併せ持つ製品も増えてきているそうです。
トリートメントは髪の内側に浸透して、髪に必要なたんぱく質などの成分を補う役割を持っています。傷んだ髪を補修・回復させると同時に、質感をよくするという効果もあります。
トリートメントには、カチオン性界面活性剤、アミノ酸成分・毛髪保護タンパク、コンディショニング剤、ノニオン界面活性剤などの成分が含まれています。
市販されている家庭向けのトリートメントは、リンス、または、コンディショナーの機能を併せ持っているものがほとんどで、シャンプーの後はトリートメントだけでも十分な仕上がりが得られます。
ヘアパックやヘアマスクなどの集中ケアは、より効果が高いものが多いようです。基本的には週に1回、ダメージがひどい場合には週2回取り入れると効果が期待できます。
リンス、コンディショナー、トリートメントは、どのように使い分けすればいいのでしょうか?
普段はリンスやコンディショナーを使って指通りをよくし、髪が傷んでいる場合や、へアカラーやパーマで髪にダメージを受けた場合に、トリートメントを使うようにするといいでしょう。
ダメージが気になる場合は、トリートメントを毎日するとよいそうです。よりしっかりとケアをしたい場合は、トリートメントの後に、リンスやコンディショナーをつけましょう。トリートメントで髪の内側を補修して、リンスやコンディショナーで外側からふたをして、キューティクルを保護します。使用する場合は、自分の髪質に合った製品を選び、使用方法を守って使うようにしましょう。
自宅のトリートメントで十分な補修ができないと感じる場合は、美容院のトリートメントを試してみるのもおすすめです。髪の状態を見て、その人に合ったトリートメントを提案してくれますので、髪の悩みがある場合は、美容室でのケアを検討するのもいいかもれしれませんね。
なるほど、リンス、コンディショナー、トリートメントの役割がわかりました。これからは、目的に合ったケアをして、髪を大切にしていこうと思います。
【監修】
CHIKA SHINTARO (リトル・リアン新宿南口)
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参照:Ash
イラスト:飛田冬子