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2020年02月01日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
髪が乾燥してパサつくと、切れ毛がぴょんぴょんハネてまとまらなくなりますよね。シャンプーをいろいろ試してはみたけれど、どれもしっくりこなくて。しっとり系のシャンプーだと髪全体がボリュームダウンして老けて見えるし……。本当に困っています。
自分に合ったシャンプーを求めてさまよった末、「湯シャン」という髪の洗い方があることを知りました。湯シャンとは、シャンプーを使わないでお湯だけで髪を洗うというものです。しかも、美容師さんに褒められるようなツヤ髪になれるかもしれないとか。これは朗報ですね!
でも、本当にお湯だけで髪の毛がきれいになるのかしら? そこで、湯シャンの効果ってどんなものなのか、いろいろと調べてみました。
湯シャンの効果は、頭皮や髪質の改善ができること。また、髪に自然なツヤが戻ることです。シャンプーに含まれる洗剤(界面活性剤)は、頭皮の皮脂や髪の油分を取り過ぎてしまうことがあります。必要以上に皮脂を取ってしまうと、頭皮が乾燥し、皮脂を過剰分泌させます。湯シャンなら、皮脂を取り過ぎてしまうことがありません。そのため頭皮の乾燥やフケを予防することが期待できます。
また、シャンプーのすすぎ残しによる頭皮トラブルがなくなります。湯シャンなら、シャンプーを使わないのですすぎ残しがなく、頭皮トラブルを予防できます。また、抜け毛の原因は、シャンプー剤が合わないことだったりするので、シャンプーを使わない湯シャンは抜け毛を減らすことも期待できます。
でも、湯シャンはいいことだけではないようです。頭皮や髪に変化が現れるまでに時間がかかるので、根気よく続けることが必要です。また、シャンプーの香りやリラックス効果を楽しめない、お湯だけでは落とせないワックスなどのスタイリング剤が使えないなどがあります。頭皮の質によって湯シャンが合わない場合もあります。フケ、かゆみが増えたり、頭皮の臭いがきつくなったなどの症状が継続して出る場合は、湯シャンを止めた方がいいそうです。
湯シャンを試してみる場合、毎日シャンプーをしていた人が湯シャンに切り替えると、皮脂分泌のコントロールが乱れて、頭皮がベタベタしたり臭いが発生することがあります。なので、まずはシャンプーを使う回数を減らして、2~3日に一度湯シャンを取り入れ、慣れてきたら週のほとんどは湯シャンにと、シャンプーを使う頻度を落としていく方法がおすすめです。
湯シャンの正しいやり方は、まず洗髪前に、ヘアブラシで丁寧に髪をとかすことから。ブラッシングで髪の毛のホコリやゴミを取ることができます。ブラッシングは、必ず毛先から髪の絡まりをほぐしながら、中間、根元という順番でとかしていきましょう。ある程度とかせたら、オールバックにとかし、ブラシを頭皮に軽く当たるようにすると、血行促進効果を得られます。
髪をすすぐときは、38度以下のお湯にしましょう。それ以上の温度だと、頭皮を乾燥させてしまうことがあるので、気を付けましょう。シャワーヘッドを地肌につけながら、反対の手で優しく指の腹を使って、爪を立てないようにすすぐのが「湯シャン」のコツです。時間をかけてしっかりすすぎ洗いをしましょう。
湯シャンは、潤いのあるツヤ髪を目指すにはよさそうですね。とはいえ、頭皮が慣れて皮脂の分泌量のバランスが取れるようになるまでには、少なくとも3か月くらい様子を見る必要があるみたい。乾燥が気になるこの季節にじっくり試してみようかしら。
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イラスト:飛田冬子
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