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素朴な疑問水泳の健康へのメリットとダイエット効果とは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
肩こりに悩んでいる友人と、運動不足が気になるワタシで、来週プールに行くことにしました。水泳は全身運動なので健康によさそうですよね! 早速、水泳にはどのような健康効果が期待できるのかを調べてみました。
水泳は有酸素運動として効果的な運動で、筋力アップ、循環器能力や心肺機能の向上、体脂肪燃焼、リラックス効果などの健康効果が期待できるそうです。
水の中では水圧がかかるので、陸上と同じ動きをしても運動量が上がります。さらに、浮力があるので、膝や腰への負荷が陸上での運動に比べて軽くなります。健康のために運動をしようとするとよくぶつかる問題に、膝や腰などの関節痛がありますよね。でも、水中なら関節に痛みを感じにくく、さらに、陸上よりも高い負荷をかけた運動ができるので、50代以降のワタシたちにはうれしい運動です。
2013(平成25)年に厚生労働省健康局が発表した「健康づくりのための身体活動基準2013」によると、18歳から64歳の理想的な運動強度の基準は、「強度3メッツ以上の運動を4メッツ・時/週行う。具体的には息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行う」とされています。
「メッツ」とは、世界的に用いられている活動強度の単位です。安静時(横になったり座って楽にしている状態)を1として、その何倍のエネルギーを消費するかで活動強度を示します。例えば、家で調理や食事の準備をほどほどの労力で行った場合のメッツは3.5です。
ちなみに、人の活動とそれに対する活動強度を示した「身体活動のメッツ(METs)表」では、水泳は4.8~13.8メッツの運動強度があり、徐々に泳ぐ時間を延ばしたり、スピードを上げていくことで、高い運動効果を得ることができます。
さらに、うれしい効果として、水温は体温よりも低いため、体の体温調節機能が働き、体を温めようと熱を産生します。それによってエネルギー代謝が活発になることで、消費エネルギーを高めてくれます。エネルギー消費が高まれば、ダイエットにつながります。これはうれしい効果ですよね!
さらに、水中では浮力によって体がフワフワと浮き、不安定な状態になるので、体が自然とバランスを取ろうとすることで、バランス力が高まります。また、浮力に任せて体をフワフワと水に浮かせることで、筋肉の脱力につながり、リラックス効果を得ることもできるんですって。
体にいい効果がいろいろと見込める水泳ですが、注意が必要なこともあります。まず、プールは湿度が高いので、喉の渇きに鈍感になります。水中でも運動すれば発汗するので、気付かないうちに脱水症状になってしまう場合があります。プールでの休憩時間に意識的に水分を取ったり、泳ぎ終わった後にしっかりと水分補給をするように気を付けましょう。
それから、急にプールに入って運動しようとすると、水温の低さに体がビックリしてしまうので、プールに入る前にストレッチなどをして筋肉をほぐし、さらにシャワーなどで水温に体を慣らしておきましょう。また、水に入る前に足裏を叩くなどして刺激を入れておくことで、足がつるのを防げるそうです。
基本的なことに気を付ければ、水泳は健康を保つのに効果的な運動ですね! ワタシもプールに行くのが楽しみになってきました!
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国立健康・栄養研究所の栄養・代謝研究部 「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」PDF
イラスト:飛田冬子
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