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素朴な疑問熱いものを食べると鼻水が出るのはなぜ?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
寒い冬、あったか~いラーメンが恋しい季節。みなさんは何ラーメンが好きですか? ワタシは断然シンプル醤油派! 久しぶりに人気店へ食べに行ってきました。
ラーメンを堪能、ああおいしい♪ と思った途端に鼻からツツーっと鼻水が……。あっ! ティッシュを忘れたと焦っていたら、ボックスティッシュがカウンターに置いてあって安心。やっぱりみんな鼻水出るわよね(笑)。
でも、どうして熱いものを食べると鼻水が出てしまうのかしら。集中して食べるためにも、鼻水について調べてみました!
そもそも鼻には、においを感じたり、空気を吸い込んだりする以外にも、さまざまな機能があるんですって。例えば花粉やほこり、ウイルスなどの有害物質を追い出そうとするブロック機能。風邪をひいたり、花粉を吸い込んだりしたときにくしゃみや鼻水が出るのは、外敵から身を守ろうと体が一生懸命働いている証拠なんです。
さらには、取り込んだ空気を体温に近い温度に整え、適度な湿り気を加えて肺に送るという、エアコンと加湿器を兼ね備えたような機能もあるんだとか。これは外気と体温の温度差を小さくすることで肺に負担をかけないようにして、なおかつ鼻の中が乾燥して粘膜が傷つかないようにするためなんですって。なんて多機能なんでしょう、鼻って偉い!
ここから本題。熱いものを食べると、なぜ鼻水が出るのでしょうか。ポイントは、外気を体温に近い温度に整える鼻のエアコン機能! 熱いものを食べていると、湯気と一緒に温度の高い空気が鼻の中に入ってくるので、肺に負担をかけないよう鼻は空気を急いで冷まそうとします。すると、寒い日に窓が結露するように、急速に冷やされた空気は水滴に変わり、サラサラの鼻水となって出てくるというワケ。
鼻水はワタシたちの体を守るために出ているのねえ(迷惑扱いしちゃってごめんなさい)。とはいえ、やっぱり人前では出てほしくないのが正直な気持ち。熱いものを食べたときに鼻水が出ないようにする方法はあるのでしょうか?
鼻水は外気温と体温の差を埋めるために起こる生理現象なので、残念ながら完全に止めることはできません。ただ、鼻水は寒暖差が大きいほどたくさん出ますから、その温度差を小さくすることで少なくすることはできます。まず食事の際は湯気が鼻に直接当たらないように、背筋をピンと伸ばしましょう。そして、麺類やスープなどは一気にかき込まず、レンゲに取って少し冷ましてから食べること。
また、こしょうや唐辛子、さんしょうなどの香辛料は鼻の粘膜を刺激して血流を高め、鼻水の分泌を促してしまうので、控えめにするといいそうです。それにしても、温かい麺を一気にすすれないなんて、おいしさが半減しちゃう……。鼻水を取るか、おいしさを取るか、食いしん坊のワタシには究極の選択だわ!
※この記事は2019年11月の記事を再編集して掲載しています。
■人気記事はこちら!
参照:時事メディカル
(解決策になってない⁉)
イラスト:飛田冬子
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