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素朴な疑問「医薬品」「医薬部外品」ってどう違うの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近「セルフメディケーション」という言葉をよく耳にするようになりました。セルフ(自分)をメディケーション(治療)するということだから、要するに病院になるべくお世話にならないよう、自分で自分のケアをしていつまでも健やかに過ごしましょう、という意味だと受け止めています。平成30年度からは健康維持増進に役立つ医薬品の一部が医療費控除の対象になったことだし、薬を上手に取り入れて元気に毎日を楽しみたいところですよね。
そんなわけでワタシもドラッグストアの前を通ると、すかさず入店してどんな商品があるのかチェックするのが習慣になっています(特にダイエットコーナーは隅々まで確認!)。
特に最近気になるのが「医薬品」と「医薬部外品」の違い。パッケージの裏側を見ると、よく「医薬部外品」と書いてあるんだけれど、医薬品と何が違うのかしら? 医薬部外品だと、あまり効果がないってこと? 体に関する大事な情報なので、早速調べてみました。
ワタシたちが普段お世話になっている薬は、医薬品医療機器等法(薬機法)によって「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の3つに分けられているそうです。そのうち「医薬品」は病気を治療・予防することを目的として、有効成分の効果・効能が厚生労働省によって証明されている薬のこと。医師が処方箋を発行して処方される医療用医薬品と、医師の処方なしに薬局やドラッグストアなどで購入できるOTC医薬品(一般用医薬品、大衆薬)があります。
医薬品は具体的にどのような症状に対してどのように効果があるのか、明確にすることが義務付けられていて、用法・用量も決まっているため、必ず医師や薬剤師の指導・説明を受けた上で服用する必要があります。病院で処方箋をもらうなど少々手間はかかりますが、治療目的なので料金は健康保険の対象になります。
一方「医薬部外品」は厚労省の認可を得ている有効成分が一定量配合されているもので、医薬品より効果・効能が緩やかなのが特徴。病気の治療というよりも、吐き気などの不快な症状を改善したり、あせもや肌荒れ、しみそばかすの予防、体臭・口臭など気になるニオイ対策、育毛・除毛剤など、美容や衛生を目的に開発されています。「薬用」と書かれた市販品も医薬部外品の一種です。
さらに医薬部外品より効能が緩やかなのが「化粧品」で、肌や髪を清潔に保ったり容貌を美しくするために塗ったり散布したりする商品を指します。要は人に対する有効性が高い順に医薬品>医薬部外品>化粧品ということになり、医薬部外品や化粧品はドラッグストアなどで気軽に買える反面、健康保険の対象にはなりません。
ちなみに最近では、もともと医療用医薬品だったものが処方箋不要でドラッグストアなどで買えるようになった「スイッチOTC医薬品」が増えているんですって。効果や安全性は保証済の薬が、近所で気軽に買えるようになるなんて心強いかぎり。でも願わくば、薬も病院にもお世話にならない健康生活を送りたいものね!
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参照:お肌ナビ
イラスト:飛田冬子
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