素朴な疑問食器洗い乾燥機と手洗い、節約できるのはどっち?

公開日:2019/08/19 更新日:2023/11/01
食器洗い乾燥機と手洗い、節約できるのはどっち?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
 

もともと乾燥肌のワタシ。秋冬になると、カサカサするだけじゃなくあかぎれもできてしまうの(涙)。この季節の食器洗いは、本当につらい! 今年こそ冬のボーナスで食洗器をゲットしたい、といろいろ調べています。

 

その結果、「食洗機を使った方が節約になる」ということでした! 本当なの? 早速詳しく見ていきたいと思います!
 

まず、食洗機と手洗いで、1年間にどれくらい水道光熱費の金額に差が出るかを調べてみました。パナソニックさんが自社の標準タイプ※で出したシミュレーションによると、4〜5人家族の場合、1日に2回食器を洗うという設定で、食洗機の方が年間約2万2500円もお得になるそうです。※NP-TZ300

 

ちなみにこれは、1回あたりの食器洗いの量が食器40点と小物20点としていて、食洗器の場合は水温20℃で専用洗剤を5g、使った水は11Lの想定です。一方の手洗いは、40℃のお湯10Lでつけ置き洗いをしてから洗剤9.6mLで洗って、6L/分の流し湯で食器1点につき13.5秒、小物1点につき5.5秒ですすいだという条件で計算した結果なんですって。

 

内訳:食洗機が手洗いより節約になる理由

食器洗いに必要になる費用は、洗剤代、ガス代、電気代、水道代の4つです。それぞれどのくらい違いが出るのか、手洗い(お湯を使用)と食洗機について、さらに細かく見ていきましょう。
※ 計算の目安とした単価は、電力料金が31円/kWh(2022年7月改定)、ガス料金(都市ガス)が222円/m³、水道料金が137円/m³、下水道使用料が125円/m³とのことです。
※[2023年7月時点の数値]洗剤価格やガス・電気・水道代は地域や状況によって変動するので、あくまで目安です。

 

洗剤代

まずは食器を洗う洗剤について。1回あたり、手洗いの場合洗剤は約4.9円(約9.6mL)に対し、食洗機の場合は食洗機用洗剤は約4円(5g)ということがわかりました。どの洗剤を使うか、どの食洗機を導入するかによって変わってきますので、大体の目安と考えてください。

 

ガス代・電気代

次にガス代と電気代についてですが、1回あたり、手洗いの場合はガス代が約37.8円、食洗機の場合は電気代が約23.9円という結果に。
※手洗いの場合はガス代が、食洗器の場合は電気代がかかります。

 

水道代

残るは水道代。1回あたり、手洗いは約19.6円(約75L)に対し、食洗機は約2.9円(約11L)という結果に! 水道代に大きな差が出ることがわかりました!

 

ではどうしてこんなに水道代(使用量)に差が出るのでしょう? それには、3つのポイントがありました。

 

まず1つ目が、食洗機の場合、酵素や漂白成分を含んだ高濃度の洗剤液を使うので、手洗いより少ない水で汚れが落とせるそうです。食洗機用の洗剤も進化を遂げているのですね!

 

2つ目は、食洗機と洗剤に関わることでした。食洗機用の洗剤を使うと泡立ちが抑えられるようで、少ない水ですすぐことができるんだとか。

 

3つ目の理由は食洗機の機能によるものです。食洗機は、少ない水を噴水のように効率よく循環させて洗浄するそうです。これは食洗機導入の大きなメリットですね。

 

食洗機や洗剤の種類、住んでいる地域によっても差が出るし、光熱費が高騰し続けている今だとまた事情は違ってくるとは思いますが、水道代(水道使用量)については圧倒的に食洗機に軍配が上がることがわかりました! これを機にダンナさんに食洗器の購入の相談をしてみたいと思います。

 

※この記事は2019年8月の記事を再編集して掲載しています。

 

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参照:パナソニック

 

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イラスト:飛田冬子

 


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