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素朴な疑問最近のかき氷人気の訳とは?
先日の日曜日の夕食のこと。出掛けていた娘が「かき氷を食べに行ってきたの」とうれしそうに話し出しました。娘いわく、今若い人の間(だけじゃない?)ではかき氷がブームなのだそう。
かき氷って、お祭りなんかで食べるあのかき氷? どうしてわざわざ遠出してかき氷を食べに行くの? とつい質問攻めにしてしまったのですが、「普通のかき氷とは違うの。インスタ映えなんだから!」と切り返され、いまひとつ理解できないワタシ。
うんざりしたのか、「あとは自分で調べてよ」と冷たく突き放されてしまい、仕方がないので調べてみると、実はかき氷ブームには長い歴史があることがわかりました。
流行中のふわふわの氷とぜいたくなシロップの組み合わせは、1990年代に存在していたのだとか。埼玉県の「阿左美冷蔵」、栃木県の「松月氷室」という二つの天然氷の製氷業者が販売していたかき氷は、当時から長蛇の列が出るほどの人気だったとのこと。天然氷はゆっくりと冷凍することで、冷凍庫から氷を出しても溶けにくくなります。氷の温度を緩めてから提供することが可能なため、口溶けがよくなり、ふわふわとした食感が出るのだそう。
こだわりのかき氷店は、2000年代になって首都圏にもいくつかでき始めたようですが、さらにブームが広がるきっかけは2011年に起きた東日本大震災ともいわれています。震災直後の夏は、全国的に電力不足が懸念され省エネが推奨されていましたよね。大手ファストフードチェーンが全ドリンク100円のキャンペーンをしていたのが印象に残っています。それと同じように、涼をとれる食べ物としてかき氷に注目が集まったことで、じわじわと広がりつつあったかき氷の人気が一気に爆発したのだとか。
また、同年に出版された女優・蒼井優さんの著書『今日もかき氷』で、スイーツ好きで知られる彼女が、かき氷店を取り上げたこともかき氷人気の要因の一つといわれています。
さらにその後、2015年に台湾のかき氷店「アイスモンスター」が日本に上陸したことでブームはますます広がります。
Rettyグルメニュースによれば、原宿にある「アイスモンスター」や、韓国のかき氷店「ソルビン(雪氷)」などに代表される海外のかき氷は、単に無味の氷を削って上からシロップを掛けるのではなく、もともと味がついている氷を削るなど、そもそもの作り方が違うのだそう。
かき氷といえば「夏」をイメージしますが、現在では一年中食べられるスイーツとして注目され続けているみたい。クリスマスやお正月、バレンタインデーなどには特別なメニューを提供するお店もあるのだとか。
器いっぱいに盛られたかき氷はまるでパフェのよう。見て楽しめて、味わって楽しめるというスペシャルスイーツとして人気のようです。ちなみに今日7月25日はかき氷の日。私も今年の夏は、おしゃれなかき氷で涼をとってみようかしら?
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参照:ぐるっとプラス(西武沿線情報マガジン)
イラスト:飛田冬子
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