公開日:2019/06/26

更新日:2021/08/02

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素朴な疑問

家庭でできる食中毒の予防法とは?

家庭でできる食中毒の予防法とは?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

この前、テレビで飲食店の食中毒のニュースを見ました。ご近所さんに、「集団食中毒って怖いですよね~」と話題を振ったら、「食中毒って、家庭でも起こる可能性があるのよね」とぼそっと言われたのです。

 

それを聞いてギクッとするワタシ! そういえば料理の前に丁寧に手を洗っていないことも……。この習慣を改めるためにも、家庭でできる食中毒の予防法について調べてみることにしました。

 

「食中毒予防の3原則」をチェック!

食中毒予防の3原則

厚生労働省や政府広報オンラインでは、「食中毒予防の3原則」を呼びかけています。

 

食中毒を防ぐためには、細菌を食べ物に「付けない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」ことが大切です。

  1. 付けない:調理前や生肉・魚・卵などを取り扱う前後には手洗いを徹底しましょう。
  2. 増やさない:肉や魚などの生鮮食品や総菜などは、購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れ、早めに食べましょう。
  3. やっつける:肉料理は中心までよく加熱(目安:中心部を75度で1分以上)し、調理器具は洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけましょう。

 

家庭でできる食中毒予防のポイント

この「食中毒予防の3原則」を元に、具体的な家庭でできる食中毒予防のポイントをまとめてみました。

 

食中毒予防のポイント1:食品はすぐに冷蔵庫へ

食料品を買って帰宅したら、冷蔵や冷凍が必要な食品はすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れるようにします。気温が高くなる時期は、保冷バッグ持参で買い物に行くのもおすすめですよ!

食中毒予防のポイント2:冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない

冷蔵庫や冷凍庫には食品を詰め込みすぎないようにします。全体の7割程度であればOK! 冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は-15度以下の温度を保つことが大切です。食品についた細菌の多くは、10度で増殖が遅くなり-15度で繁殖が停止するといわれているからです。ただ、この温度で細菌が死滅するわけではないので注意が必要です。

食中毒予防のポイント3:生ものの調理前後に手を洗う

肉や魚、卵などの生ものを扱うときは、調理の前と後に石けんでしっかり手を洗うようにします。これは、肉や魚、卵に元からついている細菌をほかの食品に移さないようにするため。1回ずつ洗うのは手間ですが、大切なことですよ!

食中毒予防のポイント4:食品の解凍は電子レンジを使う

冷凍しておいた食品の解凍は、室温で長時間放置せず、電子レンジを利用すること。常温だと、解凍の間に細菌が増えることがあります。

食中毒予防のポイント5:調理後の食材を放置しない

生の食材や調理後の食べ物を室温に長く置くのもNG! O157などは、室温で15~20分で2倍に増えることもあるとか。これは十分気をつけたいですね。

食中毒予防のポイント6:肉は中までしっかり加熱する

肉を調理するときは、中までしっかり火を通すようにします。多くの細菌は、75度で1分以上加熱すると死滅するといわれています。残り物のおかずなどを加熱するときも、この75度で1分以上を基準に!

 

ウェルシュ菌に注意!カレーやシチューも放置はNG


細菌性食中毒の原因として、よく知られているのは、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などですが、その他に注意したいのがウェルシュ菌。

 

ウェルシュ菌は、人や動物の腸の中や自然界に生息しているほか、牛や鶏、魚などが持っていることが多い細菌で、100度で6時間加熱しても死滅しない細菌で、空気のない場所でも増殖するのが特徴です。

 

そのため、カレーやシチューなど粘度がある料理の鍋底でも増殖することがあるといわれています。(ええっ、こわっ!)カレーやシチューが残ったときでも、必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。

 

いろいろなことがわかってくると、これまで食中毒にならなかったのはラッキーなことだったのではと思えてきました。

 

冬もノロウイルスなど、ウイルスが原因となる食中毒が流行するようなので、気温が高い時期はもちろん、1年を通して衛生と消毒に励んで食中毒を防ぎたいと思います!

 

 

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参照:厚生労働省

   SARAYA

 

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イラスト:飛田冬子

 


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