素朴な疑問エアコンの電気代を節約する5つのポイント

公開日:2019/06/29 更新日:2022/06/30

エアコンの電気代を節約する方法は?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

これから気温がぐんぐん上がっていきますね。真夏に向かってエアコンを使う頻度が増えていきます。少しでも電気代を浮かせる方法はないのでしょうか? 今日はエアコンの使い方を再確認してみましょう。

エアコンで部屋を効率的に冷やし、電気代を抑えるためには以下の5つのポイントがあります。


1.風向き
2.風量
3.温度設定
4.エアコン室外機の掃除
5.部屋の中の冷房対策

 

節約ポイント1:風向きを調節する

1.外から帰ってきてエアコンを入れると、暑さのあまりつい自分の体に冷気が直接当たるように風向きを設定してしまいがちですね。エアコンを効率よく使うためには、風向きは天井に対して「水平」にするか「上向き」がおすすめです。

冷たい空気は、部屋の下の方にたまる性質があります。風向きを水平や上向きにすることで、冷気が上から下へ降りていくことになり、部屋を満遍なく冷やしてくれます。このときに扇風機やサーキュレーター(空気を循環させる家電)で空気を動かすと、部屋の温度を一定に保てます。


節約ポイント2:風量を調節する

2.帰宅時の部屋の中に熱がこもった状態のときは、風量が自動で「強」になり、その後は設定温度まで風量を調節しながら風を送る「自動運転」がおすすめです。温度を低くして風量「弱」で使用すると、部屋が涼しくなるまでに時間がかかり、消費電力もそれだけ余分にかかってしまいます。

「自動運転」なら最初は風量「強」で一気に室温を設定温度まで下げ、その後次第に「弱」で運転するため、結果として消費電力が少なくお得になります。


節約ポイント3:室温が28度になるよう調節する

3.温度設定は人の体感温度によって大きく異なりますが、環境省によると、エアコン冷房時の室内推奨温度は28℃だそうです。

これはエアコンの設定を28℃にすると勘違いされることが多いのですが、実は「室温が28℃」になるようにエアコンを使用しましょうということ。室温が28℃を超えているのに、エアコンの設定温度を28℃で使い続けては熱中症の危険もあります。

猛暑の場合は、室温が28℃を保てるようにエアコンを調整し、サーキュレーターや除湿機なども併用して快適な室温を保つことが大切です。

節約ポイント4:こまめなフィルター掃除

4.「最近エアコンの効きが悪いな」と日常的に強風運転で使っている方、もしかしたらエアコンのお手入れ不足が原因かもしれません。エアコンのフィルターを定期的に掃除することで、冷房の効果は格段に上がります。部屋の空気をきれいに保つためにも、夏場は毎月フィルターの掃除をしましょう。

同時に室外機のお手入れも忘れずにしたいものです。周りにあるゴミや雑草などは取り除き、できれば室外機に日よけをすると効率よく冷房ができます。

節約ポイント5:日光を遮る

5.どんなに室内で冷房を効かせていても、窓から差し込む夏の光が部屋に直接届いてしまうと、部屋の温度は上昇します。夏場は昼間でもカーテンを閉めるなどして強い日差しを遮るようにすると、冷房効率は上がります。扇風機なども利用し、体に風を当てると体感温度も下がり、涼しく感じます。

 

暑くてもエアコンの設定温度を下げ、電気代が気になるからずっと弱風で使用していたワタシ。実はエアコンの電気代をますます上げる要因だったのですね。

エアコンの電気代を節約するには自動運転が一番エコ。そして、扇風機やサーキュレーター、除湿機などと併用して、賢くエアコンを使おうと思います!

 

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参照:ダイキンHVACソリューション東京株式会社

   環境省

   家庭でできる節電アクション

 

設定温度28℃って室温のことだったのね!
設定温度28℃って室温のことだったのね!

 

イラスト:飛田冬子

 


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