2019/06/13 0

FM放送とAM放送、どう違う?

FM放送とAM放送、どう違う?

 

今日6月13日は「FMの日」。Fがアルファベットの6番目、Mが13番目であることにちなんで決められたそうです。アルファベットの順番なんて、ちょっと無理があるのでは……? という気もしますが、せっかくの機会なので今日は改めてラジオについて考えてみましょう。

 

そもそもラジオのしくみは、放送局が声や音楽を電気信号に変換して、電波に乗せて遠くへ飛ばしたものを、受信機(ラジオ)がその信号を変換して音として再現する、というもの。考案したのはカナダの技術者レジナルド・フェッセンデンという人で、1906年12月24日にクリスマスの挨拶を放送したのがラジオ放送のはじまりだとか。

 

世界初のラジオ放送がクリスマスイブなんて、なんともロマンチックなお話ですが、そんなラジオに欠かせないFMとAMという2つの放送システム。みなさん、どんなふうに聞いていますか? ワタシは「音楽を聞くならFMかな、ニュースならAMかな」など、なんとなく使い分けているのですが、じつはFMとAMって「音声信号の伝え方」がまったく違っているんですって。

 

たとえばFMは「Frequency Modulation」の略。「周波数変調」という意味で、音に合わせて周波数を変えることで信号を伝えるシステムです。「超短波」という波長の短い電波を利用するFMは、雑音などのノイズが入りにくく、クリアな音を伝えられるのが最大の特徴。音楽番組など、音質のよい放送に向いているといわれています。

 

そのかわり、FMはビルなどの障害物に遮られやすいため、遠くまで信号を飛ばすことができないという弱点も。FM放送が限られた地域でしか放送していないのも、そのせいなんだそうです。

 

一方、AMは「Amplitude Modulation」の略で、意味は「振幅変調」。音にあわせて電波の強弱を変えることで信号を伝えるシステムです。「中波」という波長の長い電波を使っているため、広いエリアに信号を送ることができるのが魅力。県境はもちろん、ときには国境も越えて放送を楽しめるのはAM放送ならではといえます。

 

その反面、AMは他の電波や家電製品などの影響を受けやすいという特性があります。ノイズや混信(正常な受信が困難な状態)が起こりやすくなるため、音質がどうしても劣ってしまうのが難点。

 

簡単に言えば、FMは「エリアは狭いけどクリアな音が魅力」なので音楽番組などに向いていて、AMは「音質は多少劣るけど遠くまで情報を届けられる」のでニュース番組やスポーツ中継などに向いている、ということなんですね。

 

ちなみに、最近はスマートフォンやパソコンで聴ける「インターネットラジオ」も人気です。これはネットを通じて声や音楽を配信するサービスで、電波が入らないエリアでも番組を聞けるのが魅力。ただ、ラジオという名前ながら電波を使っていないので、放送システムはAMやFMとはまったく別物なんですね。

 

それぞれに違いはありますが、番組を通じてたくさんの人とつながることができるのは、ラジオのすてきなところ。相次ぐ災害でラジオの力が見直されている時代でもあります。たまにはテレビを消して、ゆったりとラジオを楽しみましょうか。

 

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参照:デジタル毎日

 

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イラスト:飛田冬子

 


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