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公開日:2019年05月18日
素朴な疑問
1月の末のことなのですが、友人が富山県は氷見の寒ブリをおすそ分けしてくれました(ありがたや~)。おいしいとは聞いていましたが、とろけんばかりの味わいに感激! もう一度寒ブリを一貫でもいいから食べたいと近所のお寿司屋さん行ったら、残念ながら旬は2月で終わっていると言われちゃいました。(冬ならではの楽しみですものね~)
ところで、握り寿司って、「一貫」と数えますがこれはどうしてなんでしょうか? その由来を調べてみることにしました。
「一貫」と呼ばれるようになった由来には諸説あり、この説が正しいと断定することはなかなか難しそうです。(意外に難題でした~)
『雑学新聞: 身のまわりの疑問を徹底取材!』( 読売新聞大阪編集局著)にこのような記述があります。
「すし研究家でもあった銀座・吉野寿司の故吉野マス雄さんの研究では、握り寿司の起源は、いまから約180年前の江戸時代・文政の初めごろといわれています。そのころは銭形平次のように、1文銭貨幣を100枚ぐらい集め、穴をワラやヒモで貫いて、持ち歩いていました。握り寿司の1個分か同じぐらいの大きさだったことから、一貫という呼び名が生まれました。一方、握るときの手の動きが忍者が印を結ぶのと似ていることから、忍者の巻物を連想して、『巻』の字を当てる説もあります」
お金にまつわることで言えば、100文を一貫文(いっかんもん)と呼び、その重さが握り寿司の重さと同じだからとか、100匁(もん)が375グラムで「もん」つながりで「一貫」と同じくらいの重さだとか、長さではく重さからきているという説もあるようです。
さらに、寿司が2貫でなぜ出てくるのかという疑問(お店にもよりますが)もこの本は解決してくれました。
「昔はネタの数が少なかったので、大きく握って2つに切って出していました」2貫セットは、その名残だそうです。
なんと~! 昔は寿司を切って出していたのですね。切ってしまうのは寿司に申し訳ない気がしますが、(ワタシだけかしら)昔はこうやって食べられていたんですね。
何気ない言葉を紐解いてみると、その歴史が見えてくるのって本当に楽しいですね。これだからギモンの追求はやめられません。
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参照:『雑学新聞:身のまわりの疑問を徹底取材!』著者:読売新聞大阪編集局
イラスト:飛田冬子
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数字違いませんか? 「100文」を一貫文(いっかんもん)と呼び → 1,000文 1文銭貨幣を「100枚」ぐらい集め、穴をワラやヒモで貫いて → 10枚(参照している文献に記載されていますよ)