2019/02/03 1

恵方巻の由来と2020年の方角は?

 

節分の日を迎えると「あ~、もう冬も終わるんだわ」ってちょっぴり嬉しくなりますよね。空気はまだまだ冷たいけれども、心なしか日差しも暖かいような気がします。

 

子どもたちが小さい頃は、主人に鬼のお面をかぶせて「鬼は~外!福は~内!」って、家族みんなで豆まきをして歳の数だけお豆を食べたものです。ただ、この歳になるとわざわざ自分の年齢を数えるのもなんだかイヤだし、第一そんなにお豆を食べると胃もたれするし。

 

だからウチでは数年前から豆まきはするけど、食べるのは恵方巻にしたんです。たくさんの具材が入っていてとってもおいしいし、かなりのボリュームだから、晩ご飯はこれで済んじゃうし。恵方巻は主婦の味方です。(ウフフ)

 

最近はスーパーでもコンビニでも、「恵方巻予約受付中!」って大々的にやってますけど、これってわりと最近流行り始めたような気がしているのは私だけ? ワタシが子どもの頃は恵方巻なんて知りませんでした。それともワタシが知らなかっただけ? なんだか気になったので、調べてみることにしました。

 

こういった慣習にはつきものですが、恵方巻の起源や由来にも諸説あるようで、どれもハッキリはしません。

 

由来としては、
・豊臣秀吉の家臣が節分の前日に、海苔巻きを食べて出陣して大勝利したことに由来している
・大阪の花街の遊女たちが旦那衆と興じた酒席遊びに由来している
・昭和初期に大阪の寿司屋組合が花街の古い風習をヒントに広めた
・70年代に海苔問屋が「節分に恵方を向いて海苔巻きを丸かぶりすると福を招く」と書かれたチラシを寿司屋に配った

 

などがあります。

 

もう少し調べていくと、海苔巻きに使われている板状の海苔が普及したのは江戸時代に入ってからということなので「豊臣秀吉の~」という説は有力とはいえないかも。

 

「大阪の花街で~」と「大阪の寿司屋組合が~」「海苔問屋が~」は、どれも大阪という土地柄や、お寿司屋さんや海苔問屋さんたちが花街の遊びにヒントを得たということも関連しているようなので、どうもこのあたりがルーツといえそうな感じもします。

 

いずれにしろ、そんなに古くからある伝統というわけでもなく、関西などの局地的な習慣だったようです。これが全国に広まったのは90年代に入ってからのこと。大手コンビニチェーンのセブン・イレブンのプロモーションによるところでした。それまでは「幸運巻き寿司」とか「丸かぶり寿司」とかいろいろな呼び方がされていましたが、セブン・イレブンがプロモーションを仕掛けるときにつけた商品名が「恵方巻」でした。福を呼び込みそうなネーミングに加えて、「その年の恵方を向いて一言も発せずに太巻きを1本丸かじりする」という食べ方がウケて、一気に全国に広まったということです。

 

なるほど、ネーミングって大事なんですね~。

 

気になる2020年の恵方は……西南西。健康で幸多い年になるように、西南西を向きながら恵方巻をおいしくいただくことにします!

 

参照:ヤマキ

 

流行の裏には仕掛けがあるのね

 

イラスト:飛田冬子

 


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