少しの工夫で簡単に!家のカビ対策の6つのポイント
2024.07.172023年09月29日
素朴な疑問
お風呂後のカビ対策、換気と浴室乾燥はどっちがいい?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
今日は朝からせっせとお風呂掃除。今年の夏は暑くて湿度も高かったからか、いつもよりカビが多い気がします。
できるだけカビを増やさないために、毎日お風呂上がりにしばらく換気扇をつけていますが、浴室乾燥の方がいいのかしら? でも、浴室乾燥は電気代がかかるって聞くわよね。どっちがいいのか調べてみましょう。
カビ対策は換気より「浴室乾燥」が効果的
出典元:東京ガス
お風呂にカビが生える条件には、石鹸や体の垢・皮脂などの栄養分、浴室の温度や湿度(水分)、酸素があり、この条件が揃うことで時間の経過とともに増殖します。
そのためカビ予防のポイントは、いかに早く浴室を乾燥させられるか。
ほとんどの家庭が行っているであろう、空気を入れ替えるだけの換気よりも、空気を入れ替えつつ温風で水分を取り除ける「浴室乾燥」の方が、より確実かつ早く浴室を乾燥させることができ、効果的です。
「浴室乾燥」であれば、カビの増殖を抑えられることが、東京ガスの実験でも分かっています。
節約を考えるなら「24時間換気」がおすすめ
自宅に浴室乾燥が付いていても、電気代が高いから使いたくない、節約をしたいという場合は「24時間換気」がおすすめです。
浴室乾燥と浴室換気にはガス式と電気式があり、それぞれにかかるコストが違います。
【浴室乾燥】
- ガス式:1日約74円・1年約26,750円
- 電気式:1日約230円・1年約83,950円
【浴室換気】
- ガス式:1日約3円・1年約1,100円
- 電気式:1日約8円・1年約2,920円
浴室乾燥は、比較的安いガス式でも1日約74円かかりますが、浴室換気であれば電気式であっても1日約8円で済みます。
浴室乾燥のつけっぱなしは電気代が高額になるばかりか、浴室が乾燥したあともつけっぱなしにしておくメリットはありません。
反対に、浴室換気は24時間回し続けることで湿気やニオイを常に逃せるため、カビの発生や悪臭がこもるのを抑えられるほか、湿気による住宅の傷みを最小限に抑えられます。
24時間付けっぱなしにしても年間のコストは1万円以下なので、最低限のカビ対策として使っておくと掃除が楽になりますよ!
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参照:ウチコト
イラスト:飛田冬子