公開日:2023年08月29日
素朴な疑問
さつまいもの種類別の特徴って?おいしい食べ方も
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
さつまいもが大好きなワタシ。秋になると焼き芋やさつまいもを使ったスイーツがおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。
いつもはスーパーでよく売っている紅あずまを買うけれど、今年はいろんな種類のさつまいもを食べてみたいわ! せっかくなら、一番おいしい食べ方で味わいたいし、どんな種類があるのか調べてみましょう。
さつまいもの種類・特徴

さつまいもといっても、主要品種だけで約60品種あり、そのほかにも統計データにはない在来種が数十品種あります。
その中でも代表的な品種で比較的手に入りやすいのは、以下のさつまいもです。
【紅あずま】
東日本で多く栽培されている代表的な品種。繊維質と水分量が少なく、上品でしっかりとした甘さとホクホク感が特徴です。
【紅はるか】
鮮やかな紅色の皮と、濃い黄色の中身が特徴。「ほかのさつまいもよりはるかにおいしい」という名前の由来通り、蜜のように甘く食感はしっとりとしていますが、後味はさっぱりしています。
【鳴門金時】
関西を中心に流通する鳴門金時は、上品な甘みとホクホクとした食感が魅力。皮の色が鮮やかで見た目も美しいさつまいもです。
【シルクスイート】
ふわっとした舌触りで近年人気上昇中! 収穫したてはホクホクした食感ですが、何週間か保管するとねっとりとした食感になります。
【安納芋】
種子島安納地域で栽培されていた「安納在来いも」から選抜育成されたさつまいも。安納紅と安納こがねの2品種があり、蜜芋の代表としてずば抜けた人気を誇ります。
【パープルスイートロード】
鮮やかな紫の果肉が特徴。ホクホクとした食感と程よい甘みの紫芋です。ブルーベリーなどにも多く含まれる、アントシアニンというポリフェノールを含んでいます。
種類ごとのおいしい食べ方

さつまいもは品種によって形や色、食感が異なり、適した食べ方も以下のようにさまざまです。
【焼き芋】
紅あずま・鳴門金時・安納芋・シルクスイート
基本的にはどの品種でもおいしくできます。ホクホク・しっとり・ねっとりなど、食感の好みによって品種を選ぶのがおすすめ。
【大学芋】
紅あずま・紅はるか・鳴門金時・パープルスイートロード
ホクホクとした食感の品種や加熱すると旨みが増すような品種がおすすめ。水分が多い品種を使うときは、油ハネに注意が必要です。
【さつまいもご飯】
紅あずま・紅はるか・鳴門金時
ホクホクとした品種がおすすめ。水分量が多い品種は、炊くとべちゃっとしてしまうので、避けるのがベターです。
【天ぷら】
紅あずま・紅はるか・鳴門金時・安納芋・シルクスイート・パープルスイートロード
どの品種もおいしく食べられる天ぷら。ホクホク・ねっとりなど、食感の好みによって品種を選ぶのがおすすめです。
【スイートポテト】
紅あずま・鳴門金時・シルクスイート・パープルスイートロード
スイートポテトには、バターや生クリームとなじみやすいホクホク食感の品種が向いています。糖度が高い品種を使うときは、砂糖の量を加減するとヘルシーに仕上がります。
■人気記事はこちら!
参照:OIMALL
イラスト:飛田冬子




