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素朴な疑問旧正月っていつ?何をする?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ぼんやりテレビを見ていると、今年は旧正月に中国の人がたくさん日本にやってくるかもしれない、とニュースキャスターが言っていました。
前から気になっていたのですが、旧正月って何なのかしら? 近所の神社では1月の終わりから2月の初旬まで屋台が出ていて、なんだかお正月ムードが残っているのよね。
気になり始めたら止まらなくなってきたので、早速調べてみましょう!
いつ?各国の旧正月の過ごし方や食べ物
旧正月とは、中国・中華圏における旧暦の正月のこと。日付は中国旧暦に基づいており、年によって1月22日から2月19日までの間を移動します。
2023年の旧正月は、1月22日です。
中国では旧正月のことを「春節」と呼び、街中の道路や建物、門を赤い灯籠や提灯、春聯(しゅんれん)などの縁起物で飾りつけたり、爆竹や花火を打ち上げたりして旧正月を祝います。
中国では魚や餃子、おもち、春巻きなどを食べ、その後は家族揃って「春節晩会」というテレビ番組を観ます。
韓国でも旧正月のことを「ソルラル」と呼び、家族そろって新年を迎える習慣があるそう。
プレゼントを贈ったり、先祖を供養する儀式が行われたりする他、新年を迎えたらみんなでトッククと呼ばれる伝統料理を食べます。
ベトナムの旧正月は「テト」と呼ばれ、最も活気ある伝統的な祭りとされています。中国と同様、鮮やかな花やバインチュン、春聯、爆竹などが必要不可欠です。
日本ではなぜ旧正月を祝わなくなったの?
日本の旧暦は、月の満ち欠けを基準にしつつ、太陽が元の位置に戻るまでの365日を1年とする「太陰太陽暦」。
立春を1年の始まりと考え、月の満ち欠けによって立春に最も近い新月の日を正月としていました。
旧暦を用いていた当時はその暦で正月を祝っていましたが、明治6年1月1日から新暦に改暦されたため、新暦の1月を新年として祝うようになったのです。
日本に残る旧正月のお祭り・行事
現在の日本でも、旧正月を祝うお祭りや行事が一部の地域に残っています。
沖縄や南西諸島では、旧正月を「ソーグヮチ」と呼び、鏡餅によく似たウチャヌク(お茶の子)やしめ縄などを飾るのが一般的です。親戚が集まってお正月料理を食べたりなどして、旧正月をお祝いします。
他の地域でも、神社や寺院で旧正月に歳旦祭が開催されたり、さまざまな露店が軒を連ねるイベントが開催されたりすることもあります。
三重県亀山市で開催される「亀山大市」の始まりも、旧正月を祝う準備をするために街へ出た人が自然と集まったことがきっかけです。今でも1kmにわたって歩行者天国になり、多くの露店で大変にぎわいます。(2023年は中止となりました。)
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イラスト:飛田冬子
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