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素朴な疑問元旦と元日の違いとは?年賀状に使うのはどっち?
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こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
年賀状、みなさんはもう準備しましたか? ワタシはやっと郵便はがきを買ってきて、これからというところです。
リビングで年賀状を書いていたら娘がやって来て「私もあえてアナログな年賀状を出してみようかな♪」と、言い出しました。「元旦って書けばいいの?元日でもいいの?」と聞かれて、いつも元旦と書いていたけれど、正解だったのかしらと不安に! 気になったので調べてみました。
元旦と元日、何が違うの?
元旦と元日には以下のような違いがあります。
- 元旦……1月1日の早朝(夜明け~午前中)を指す
- 元日……1月1日を指す
実は、元旦の「旦」という字は、明け方や朝方を意味するので、元旦は1月1日の午前中、つまり、元日の午前中を表す言葉です。
元旦は、元日に含まれる時間帯の一部であり、明確な違いがありますが、元旦を元日と言い換えることはそれほど問題視されることはありません。
反対に、元日を元旦と言い換えるとなると、元日の午後~夜に元旦は当てはまらないということになります。
これで簡単!「元旦」の覚え方
元旦の「旦」の字は、水平線から朝日が昇る様子を表しているため、字を思い出すと覚えやすいですね。
また使い方としては、「元旦の朝」という表現は重複表現になってしまうことや、「元旦の夜」はそもそも時間帯が違うので表現方法としてはNGです。
年賀状を送るときの注意点
あらかじめ「元日」や「元旦」の文字が印刷されている年賀状も増えていて、明確に2つの違いを区別されることは少なくなっているものの、使い分けはマナーとして覚えておきたいですね。
毎年郵便局が推奨している「年賀状投函期間(12月25日まで)」に年賀状を投函し、必ず1月1日に届くよう準備ができた場合は、元日と元旦のどちらを使用しても問題ありません。
しかし、投函期間を過ぎてしまった場合や、年賀状を出していなかった相手からの返事など、1月1日を明らかに過ぎる場合には、元旦だけでなく元日という文字も控えるようにしましょう。
その場合は、「新春」などの言葉を使うと、どの日付に届いてもマナー違反になることはありません。
とはいえ、年賀状を出していない相手からの届いた賀状の返事は、その日のうちに送るのがマナー。松の内期間とされる1月7日を過ぎてしまうような場合は、返事が遅れたから出さないのではなく「寒中見舞い」や「余寒見舞い」として送るのがおすすめです。
※この記事は2022年12月の記事を再編集して掲載しています。
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参照:ギフトマナー辞典
TABIZINE
NHK文化放送研究所
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イラスト:飛田冬子
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