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2022年01月01日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
いよいよ2022年になりました。毎年我が家では、天気が良ければ近所に初日の出を見に行っています。そういえば友人が「ご来光を見に登山してくる」と言っていたのですが、ご来光って初日の出と違うのかしら? 気になるので調べてみようと思います。
ご来光とは、高い山や山頂から見る日の出のこと。正月に限ったことではなく、高い山から見る日の出は、「ご来光」です。
お釈迦さまが光を背負って来迎されることになぞらえており、ご来光をありがたいものとして捉えています。ちなみに、山が高いほどご来光を早く拝めるので、ご利益も大きいとされています。
ちなみに国立天文台によると、島を除く北海道・本州・四国・九州で一番最初に初日の出が見られるのは、富士山の山頂だそうです。
初日の出は、文字通り一年の最初となる元旦に出る日の出のこと。日本では古くから初日の出とともに年神様がいらっしゃって、人々に五穀豊穣をもたらすと考えられていました。そこで初日の出を拝むことで、年神様をお迎えして一年の豊作と幸せを祈る風習が生まれたんだそうです。
まとめると、「ご来光」は高い山の上から見る日の出のことで、山岳信仰や仏教から来たもの。一方「初日の出」は、一年の最初に見る日の出のことで、神道から来たもの。つまり、元旦に限らず高い山から日の出を見ればいつでも「ご来光」だけど、平地や海岸などから見ても「ご来光」にはならないってことなのね。逆に「初日の出」は年に一度、元日の朝しか見るチャンスはないということ。どちらも貴重ということは確かね!
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参照:オールガイド
イラスト:飛田冬子