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2025.01.152022年10月22日
素朴な疑問
なぜ猫舌になる?舌の使い方次第で直るって本当?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
涼しくなって、温かい食べ物が恋しい季節に♪ ワタシは熱々の火鍋が大好き! でも子どもには熱く温め過ぎって言われちゃうのよね……。もしかして、猫舌なのかしら? でも親が猫舌じゃないのに、子どもだけ猫舌っていうのも? 遺伝するの?
どうして猫舌の人とそうじゃない人がいるのか気になったので、調べてみました!
そもそも猫舌って何?
猫舌とは、熱い食べ物や飲み物が苦手な人のことをいいます。
そもそも、動物は熱いものを口に入れないのですが、猫が熱いものを口に入れない姿を見た人が「猫舌」と名付けたのだといわれています。
なぜ?猫舌の原因は「舌の使い方」
実は、猫舌は身体的な構造が原因なのではなく、舌の使い方によって起こります。
人の舌は、先端部分が口腔内で一番敏感な部分なので、舌の先に急に熱いものが触れると、とても熱いと感じるのです。
猫舌ではない人は、熱いものを口に入れるとき、無意識に上の歯と下の歯で食べ物を挟んだり舌を後方に引っ込めたりして、舌を使わないようにしています。熱い飲み物を飲む際は、舌の先で下の前歯を押している状態などで、熱い液体から舌を守っています。
猫舌の人は、この舌の使い方ができておらず、直接舌の上に熱いものを触れさせてしまっているので、熱さを感じます。
猫舌を治すトレーニング方法
猫舌は、トレーニングで克服することができます。
猫舌は遺伝しないといわれていますが、親が猫舌だと子どもも熱いものを食べたり飲んだりする機会が少なくなり、トレーニングを積めないことから猫舌になってしまうのです。
熱いものを飲んだり食べたりするときは、意識的に舌を奥に引っ込めて、下の歯にいったん収めるようにします。
そうすることで、今まで熱々の料理を上手に食べられなかった人も、猫舌を気にすることなく熱いものを食べたり飲んだりできるようになります。
熱々の料理を上手に食べるコツ
熱々の料理を食べるとき、舌の使い方を工夫する以外にも、食べ物と一緒に空気を吸い込むようにすると良いです。
例えば、ラーメンを食べるときは麺をすすりながら空気も一緒に吸い込んでいるので、猫舌の人でも食べやすいと感じます。
同じように、熱いものを食べたり飲んだりするときに、空気を一緒に吸い込んで口の中を冷やすと食べやすくなります。
※この記事は2022年10月の記事を再編集して掲載しています。
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参照:文春オンライン
イラスト:飛田冬子