素朴な疑問卵と玉子の違い・使い分けって?

公開日:2022/09/25
卵 玉子 違い
卵と玉子、具体的に何が違う?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

家族で食事に行ったときのこと、メニュー表に「玉子焼き」と表記があり、「あれ? 卵焼きではなく玉子焼き? どちらが正しいの? 」という話題で盛り上がり、結局誰もわからないという結果に……。

 

どう使い分けたらいいのかわからなかったので、調べてみました!

 

卵と玉子の2つの違い・使い分け

卵と玉子の2つの違い・使い分け

「卵」は孵化して育つ生き物のたまごのことすべてを指すため、魚や虫のたまごも「卵」と表します。一方で、「玉子」は食用で鶏のたまごを指すのが一般的な考え方。

 

鶏卵は生なら「卵」、調理後なら「玉子」と表現しますが、卵焼きやゆで卵などと表現する場合もあり、これは間違っているということではなく、どちらを使用しても問題ありません。

 

卵と玉子の漢字の由来

卵と玉子の漢字の由来

「卵」は虫やカエルのたまごが連なった様子が表現された象形文字が変化したのが由来で、江戸時代以降に広く用いられるようになった新しい言葉です。

 

たまごと呼ばれる前は「殻(かひ)の子」という意味から「かひご(かいご)」と呼ばれていました。

 

「玉子」は、殻に入った鶏のたまごが丸い玉のように見えたことから「玉から子どもになる」という意味で「玉子」と表現されるようになりました。

 

もともとは「ぎょくし」と読まれていましたが、当て字が使われて、たまごと呼ばれるようになったといいます。

 

■人気記事はこちら!


参照:JA全農たまご株式会社

   教えて!たまご先生

   教えて!たまご先生

   語源由来辞典

   マイナビニュース

 

ハルメク子さん
玉子焼きは「玉子」で正解!

 

イラスト:飛田冬子


もっと知りたい もっと知りたい

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /