
自分の尿モレタイプはどれ?
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公開日:2022年09月10日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
十五夜が近くなると月を眺める機会も増えますが、月のうさぎがはっきり見えるとなんだかうれしくなりますね!
ところで、月でうさぎが餅つきをしていると言われているのはなぜなのでしょう……?子どもたちに聞かれる前に知っておきたいと思い、調べてみました!
月うさぎは、インドの説教仏話である「ジャータカ神話」の物語で、日本には「今昔物語集」として伝わっています。その中にある「三獣行菩薩道兎焼身語」が月うさぎの元となる物語です。
昔あるところにいた、サル、キツネ、ウサギが疲れ果てて食べ物を乞う老人に出会いました。3匹は老人のために食べ物を集めに行きますが、ウサギだけは一生懸命がんばっても食べ物を持ってくることができず、悩んだウサギは「私を食べてください」と火の中に飛び込んだのです。
ところが実は、老人は3匹を試そうとした帝釈天(たいしゃくてん)という神様で、帝釈天がウサギを哀れみ、月の中によみがえらせて、みんなの手本にしたという物語です。
今昔物語ではうさぎは死んでしまうのですが、各地に伝わっている物語の中には「火は帝釈天が神通力でおこしたもので熱くなかったため、うさぎは死ななかった」「帝釈天が一度死んだうさぎを生き返らせた」などと伝えられているものもあります。
月うさぎが餅つきをしている理由にはさまざまな説があり、「古代中国で月のうさぎは杵と臼で不老不死の薬を作っている」といわれていたことが元となって、「うさぎが帝釈天のために餅つきをしている」「うさぎが食べ物に困らないように餅をついている」などと言われています。
月を見上げると、確かにうさぎが餅つきをしているような模様が見えますが、この黒い模様は月の「海」と呼ばれる部分で、火山が噴火して噴出したマグマが冷えて固まったもの。
それに対して、月の明るい部分は「陸」と呼ばれていて、この海と陸の模様が月でうさぎが餅つきをしているように見えると言われているのです。
月は地球に対して同じ面を見せて回っているので、世界中どこで見ても多少の違いはあれど、月の模様は同じです。しかし、月の模様の捉え方は各国で違い、うさぎと捉えているのは日本や韓国だけなのです。
海外では、同じアジア圏の中国でも、ウサギがついているのは餅ではなく薬草であると見立てられていることや、ジャータカの仏教説話があるインドですら模様をワニと見立てています。
動物だけではなく、編み物をする女性としているインドネシアや、本を読むおばあさんと見ている北ヨーロッパなど、世界各地では月に見える模様をさまざまな動物や人の形に見立てて月を楽しんでいます。
いろいろな見方があると思うと、お月見がより楽しくなりますね!
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参照:うさぎと暮らし大百科
イラスト:飛田冬子
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