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素朴な疑問既往歴(既往症)とは?どこまで書けばいいの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
健康診断の問診票を書いていて「既往歴」を書く欄で困ってしまいました。「この欄にはどの程度の病歴を書いたらいいのかしら……?」
盲腸などの、もう完全に治っている病気も書くべきなのか、わからなかったので調べてみました!
既往歴(既往症)の意味って?
既往歴には「これまでにかかったことのある病気や、治療した経験のある病気や手術」という意味があります。既往症と呼ばれることもあり、健康診断や初診で病院を訪れる際に問診票に記入します。
また、生命保険に加入する際は既往歴を必ず告知する必要があり、告知しなかったり虚偽の報告をしたりすると、告知義務違反となり契約解除になってしまうのです。
既往歴(既往症)が大切な理由
既往歴を知ることで、現在どのような症状があり、どのような検査をする必要があるのかを知ることができます。現在の症状が、過去にかかった何かしらの病気に関連している可能性があるからです。
例えば、全く同じ症状を訴える患者さんがいたとしても、既往歴によって想定される病気は異なるため、必要な検査も変わってきます。
また、同じ病気であっても、既往歴の違いによって重症化するリスクが異なるため、重症化するリスクが高い患者さんに対して、精密検査を早めに行うことや、入院での治療を行えるといった選択ができます。
既往歴(既往症)はどこまで?現病歴との違いは?
既往歴は、前述したように過去の病歴を示すものであり、現在罹っている病気は「現病歴」となります。
たとえ軽い手術で済んだ病気であっても、健康診断や初診の問診などで聞かれたら、治療方法や検査方法を確実に判断してもらうためにも、しっかり申告する必要があります。
既往歴として「糖尿病」「花粉症」などさまざまな病気が列挙されていて、チェックを付けるタイプの問診票もありますが、「そこにない病気だから申告しなくて良い」と自分で判断せず、過去の病気は申告するようにしましょう!
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参照:doda
イラスト:飛田冬子
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