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2022年07月02日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、観葉植物を育てはじめました。今まであまり気にしたことがなかったけれど、改めて調べてみるとびっくりするほど種類がたくさん!葉っぱの形がユニークなものも多く、見ているだけで癒やされます。
「お部屋にグリーンがあるって素敵ね〜」なんて思いながら霧吹きで葉水をやっていると、なんと根元に、小さなきのこが……!なんできのこが?かわいらしいような気もするけれど、いったい何者?気になったので調べてみました!
調べてみると、どうやら我が家の観葉植物の根元から顔を出したのは「コガネキヌカラカサタケ」という名前のきのこのようです。ハラタケ科キヌカラカサタケ属の熱帯原産のきのことして知られ、本土では珍しいものの奄美や小笠原諸島では普通に見られます。
実は、観葉植物にきのこが生えることはそこまで珍しいことではないんだそう。植木鉢で観葉植物を育てているといろいろなきのこが生えることがあり、中でも大きいのがこの種類のきのこ!
全体が鮮やかな黄色をしており、傘の横幅が5cmを超えることがあるため観葉植物の根元に生えていると目立ちます。
コガネキヌカラカサタケは傘が開いて溶けてなくなってしまうので、短時間しか観察できないことで有名。見られたのはむしろラッキーだったのかもしれないわね♪
でも、きのこの胞子をまいたわけでもないのに、どうしてきのこが生えてきたんでしょう?どうやら、いくつかの条件が重なるときのこが生えることがあるみたい!
観葉植物の土にはほぼ必ず腐葉土やバーク堆肥が含まれていますが、きのこはこれらに含まれる植物遺体を分解して育ちます。また、ベランダや窓際で観葉植物を育てている場合、風に乗って菌が運ばれてきた可能性も。
しかし、菌があっただけではきのこは生えません。きのこの菌が好む高温多湿の生育環境が続くと、成長して、大きくなります。暖かい室内にほどよい水やり……我が家を熱帯と勘違いしたのかしら?
ちなみに、うちの観葉植物に生えていたコガネキヌカラカサタケは「モンステラ」、「ベゴニア」、「スパティフィラム」など、湿潤な環境が好きな観葉植物で多く見られるそうです。
きのこが生えたからといって、観葉植物が枯れる、栄養を吸い取られる、土が悪くなるなどの心配はないといわれています。
そのため、きのこの見た目が気に入ったら駆除せずに残しておいてもOK。
ただし、きのこが生えるということは高温多湿の状態になっていたということなので、乾燥を好む観葉植物だった場合は水のやり過ぎという可能性もあるため、注意しましょう。
「これ以上きのこを生やしたくない!」という人は、以下が対処法です。
ちなみに、コガネキヌカラカサタケって食べられるのかしら?(我ながら食いしん坊すぎる)と思って調べたところ、食毒は不明。なので食べるのはNG!観賞用として楽しみましょう。
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参照:Green Snap
イラスト:飛田冬子