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2022年05月31日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近どんよりした曇りや雨の日が多い気がする……と思う頃、ニュースを見ていると宣言される「梅雨入り」。雨に濡れたアジサイはきれいだけれど、洗濯物が生乾きになるから注意したい季節です。
ワタシのイメージとしては5月末、6月頃が梅雨という認識でしたが、「梅雨入り」って明確な定義はあるのかしら? 気になったので調べてみました!
まず、「梅雨」とは、日本の気候の大きな特徴の一つです。春から夏に移り変わる際、雨が多くなるという季節現象を指します。
梅雨入りや梅雨明けを決めているのは気象庁ですが、梅雨入りにも梅雨明けにも、明確な定義や基準はないんだそう!ワタシはてっきり「雨がこれくらい降ったら梅雨」という基準でもあるのかと思っていました。
「梅雨入り」の決め方ですが、今までの天気とその先1週間の天気予報をもとに、雨の日や曇りの日が多くなり始める日を予想して「○月○日頃、梅雨入りしたとみられます」のように発表します。
「梅雨明け」も、梅雨入りと同じように1週間先の天気をもとに決定します。
梅雨入りや梅雨明けの判断は難しく、一時期は発表を行わなかったこともあるそうです。しかし、梅雨入りの発表には、以下のような大切な意味もあります。
また、ビアガーデンや海の家など、夏に活発化する業界の仕入れの目安にもなります。
梅雨の時期は雨や曇りが多くなり、ワタシたちの生活にも影響があるし、梅雨入り発表はとても重要なものみたい!
梅雨入りや梅雨明けは、地域によっても時期が異なるため、各地域の気象台が発表します。地域と気象台は、次の通りです。
過去には、季節の移り変わりがはっきりせず、梅雨入りや梅雨明けを特定できない年もありました。1993年は、沖縄・奄美を除く全国で梅雨入りや梅雨明けが特定できなかったそうです。
また、梅雨入りを修正した年もあります。2012年には、以下のように梅雨入りが修正されています。
水害が多い昨今ですから、梅雨入り宣言は大事ですね。天気予報を気を付けて見るようにします!
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参照:ウェザーニュース
イラスト:飛田冬子