素朴な疑問大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主人公・北条義時とは?

公開日:2022/01/09

 

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主人公・北条義時とは?
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主人公・北条義時とは?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

2022年1月9日(日)からスタートするNHKの大河ドラマは「鎌倉殿の13人」なんですって。ちょっと変わったタイトルね。主人公の北条義時(ほうじょう・よしとき)という名前も初めて聞きました。ドラマを楽しむために、駆け足で歴史の予習をしておきたいと思います!

 

北条義時とは? 

北条義時とは? 

大河ドラマの主人公・北条義時(1163~1224年)は、伊豆の豪族、北条時政の次男として生まれました。6歳違いの姉・政子が源頼朝と結婚したことで、頼朝に仕え、その手腕を学んだといわれています。

 

源頼朝は平氏追討のため挙兵しますが、その際、北条義時も従軍します。1185年(寿永4年/元暦2年)の壇ノ浦の戦いで平氏が滅亡し、のちに源頼朝は鎌倉に幕府を開きます。

 

1190年(文治6年/建久元年)上洛を果たした源頼朝に随行した7人の中には北条義時も選出されていました。このことからも、源頼朝から大きな信頼を得ていたことが伺えます。

 

しかし、1199年(建久10年/正治元年)に源頼朝が急逝してからというもの、幕府内は御家人による権力争いが勃発。そんな状況下で二代将軍の「鎌倉殿」となったのが、18歳の源頼家でした。

 

若さゆえ、経験の浅い源頼家を支えていたのが、13人の御家人たちです。頼家を補佐しつつ独裁を抑え政治を行う、いわゆる「13人の合議制」をとりました。これが大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のことなんですね。この13人の中には、北条義時や父・時政も含まれていました。

 

その後、父・時政は源頼家を失脚させ、源実朝を三代将軍につかせ、自身は初代執権となって政治の権力を握ります。

 

13人の御家人の中で、北条親子が実権を握るようになりますが、今度は父・時政と義時の親子が対立することに。北条義時は姉の政子と共に、父・時政を追放し、時政の地位をそのまま受け継ぐ形で二代執権になります。その後、北条の台頭をよしとしない後鳥羽上皇が、1221年(承久3年)に義時征伐の兵をあげますが、義時は打ち勝ち、鎌倉幕府を強固なものにしていきます。

 

鎌倉幕府の13人の御家人たちの権力争いによるいろいろな駆け引きが見られそうね!

 

大河ドラマは豪華キャスト 

大河ドラマは豪華キャスト 

武士を中心に、朝廷の皇族などさまざまな人物が登場するドラマですが、誰が演じるのかが、気になりますね。

 

主役の北条義時は小栗旬さん、北条政子は小池栄子さん、源頼朝は大泉洋さん、牧の方は宮沢りえさんなど、豪華な俳優陣です。

 

また、菅田将暉さん、中川大志さん、新垣結衣さんら人気俳優や、江口のりこさん、佐藤二郎さん、田中泯さんら個性派俳優、坂東彌十郎さん、片岡愛之助さん、中村獅童さん、市川染五郎さんら歌舞伎役者など、幅広い顔ぶれとなっています。楽しみですね。

 

脚本は劇作家の三谷幸喜さん、演出は朝の連続テレビ小説「あまちゃん」や「エール」を担当した吉田照幸さん。目が離せない面白い展開になりそうで待ち遠しい!

 

激動の時代を生き抜いた北条義時が、武士の最高権力者となるストーリー。状況を的確に判断し、臨機応変にたくましく生きる姿は、今の時代にも学ぶところがありそうです。

 

 

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参照:刀剣ワールド

   ベネッセ教育情報サイト

   NHK

 

私の時代は「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」でした!
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イラスト:飛田冬子

 


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