素朴な疑問ナイアガラトライアングルのメンバーは、今何してる?

公開日:2021/05/25

 

ナイアガラ・トライアングルのメンバーは、今何してる?
ナイアガラ・トライアングルのメンバーは、今何してる?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

最近、1970~80年代に日本で大流行した音楽ジャンル「シティーポップ」が再熱していると聞きました。都会的なおしゃれさとあか抜けたメロディーが魅力のシティーポップは、今でも十分楽しめる曲ばかり。実はワタシもドライブのお供に聴いています。

 

ちなみに伝説のシティー・ポップ・グループというと、みなさんは誰を思い浮かべますか? ワタシは、何といっても「ナイアガラ・トライアングル」! 有名な「A面で恋をして」などを世に送り出したグループです。あれから40年(どこかで聞いたセリフ)、今日は一世を風靡したナイアガラ・トライアングルについて改めて調べてみようと思います!

 

ナイアガラ・トライアングルとは

ナイアガラ・トライアングルとは

ナイアガラ・トライアングルは、シンガーソングライターの大瀧詠一さんが中心となって結成された3人組のコラボレーションユニット。アメリカでは60年代に、3大スターのヒットシングルを集めたコンピレーションアルバム「ティーンエイジ・トライアングル」が人気で、それをヒントに結成されました。人気シンガーが一堂に会してアルバムを作るという、それまで日本になかった「コンピレーション」スタイルの元祖といわれています。

 

中心メンバーは、フォークグループ「はっぴいえんど」で活躍していた、シンガーソングライターでプロデューサーの大瀧詠一さん。1976年に発表した第1弾アルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.1」では、ロックバンド「シュガー・ベイブ」で活動していた山下達郎さんと、バンド「ごまのはえ」などで活動していた伊藤銀次さんが参加しています。

 

大瀧さんが3曲、山下さんと伊藤さんがそれぞれ4曲の新作を持ち寄ったこのアルバムは、シティーポップの名盤として大ヒット。坂本龍一さんをはじめ、多くの注目アーティストがレコーティングに参加したこともあり、日本音楽界の新たな潮流として注目されました。

 

さらに82年に発売された「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」では、人気シンガーの佐野元春さんと杉真理さんが参加。先行リリースされた収録曲「A面で恋をして」がヒットしたこともあり、アルバムは50万枚という大ヒットを記録しました。

 

ナイアガラ・トライアングルのメンバーの今

ナイアガラ・トライアングルのメンバーの今

そうそうたるメンバーが集結し、一大ムーブメントを巻き起こしたナイアガラ・トライアングル。アルバムは2作のみでしたが、メンバーは今どうしているのか調べてみました。

 

大瀧詠一さんは、その後もプロデューサーや楽曲提供などで多くのアーティストやアイドルを手掛けましたが、2013年に残念ながら65歳という若さで急死しています。

 

Vol.1参加メンバーの山下達郎さんは、シンガーソングライターやプロデューサーとして現在も第一線で活躍中。伊藤銀次さんもギタリスト、シンガーソングライター、プロデューサーとして精力的に活動中で、来年2022年にはデビュー50周年を迎えます。

 

Vol.2参加メンバーの佐野元春さんは、シンガーソングライターとしてこれまでに数々のオリジナルアルバムをリリースしている他、65歳になった今でも精力的にライブ活動を続けています。杉真理さんはさまざまなバンドやユニットに参加しながら、創作活動を展開。サントリーのCM用に作曲した「ウイスキーが、お好きでしょ」は何度もカバーされるほど名作として歌い継がれています。

 

オシャレでカッコいいシティーポップの人気が再燃している今、改めてナイアガラ・トライアングルを聴きたくなったわ!

 

 

■人気記事はこちら!

 


 

参照:TokyoとBostonをつなぐ音楽ブログ

   TOWER RECORDS ONLINE

   ワーナーミュージック・ジャパン

 

ちなみにナイアガラ・トライアングルの「ナイアガラ」は、大瀧詠一さんの大瀧→大きな滝→ナイアガラの滝、という連想から命名されたそうですよ!
ちなみにナイアガラ・トライアングルの「ナイアガラ」は、大瀧詠一さんの大瀧→大きな滝→ナイアガラの滝、という連想から命名されたそうですよ!

 

イラスト:飛田冬子

 


もっと知りたい もっと知りたい

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画