更新日:2025年08月01日 公開日:2021年05月02日

素朴な疑問

日傘の色によって紫外線の受け方は違うの?

日傘は白と黒、どっちがいいの問題
日傘の色によって紫外線の受け方は違うの?

こんにちは!好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

梅雨が明ければやってくるのは酷暑!皆さん、紫外線対策は万全ですか?肌を守るための日焼け止めはもちろん、日傘も欠かせませんよね。そろそろ新しい日傘に買い替えたいと思っているのですが、色やデザインが豊富で迷ってしまいます。

せっかくなら、紫外線をしっかり防げる日傘を選びたい!黒と白、どちらがより効果的なのか、早速調べてみました。

 

日傘の黒と白、どちらが紫外線対策に適している?

日傘は白と黒、どっちがいいの問題

日傘の主な役割は、太陽光を防いで紫外線対策をするだけでなく、暑さからも守ることです。まずは太陽光の仕組みについて基礎を押さえておきましょう。地上に届く太陽光は以下の3つで構成されています。

  • 可視光線:目に見える光、明るさを感じる要因
  • 紫外線:日焼けや肌のダメージ、皮膚がんの原因
  • 赤外線:熱を伝える光線、暑さの原因

日焼けや暑さを防ぎたい場合、重要なのは紫外線と赤外線の遮断効果。この2つをしっかり対策できる日傘を選ぶことで、快適さが格段にアップします。

黒と白、それぞれの役割とは?

日傘の色によって紫外線を防ぐ効果には違いがあります。これは「光の性質」に関係しており、黒と白の色が持つ効果には明確な特徴があります。

白い日傘:紫外線を「反射」して防ぐ

白色の素材は紫外線を跳ね返すことで肌を守ります。太陽光を反射するため、比較的涼しく感じやすいというメリットもあります。

黒い日傘:紫外線を「吸収」して防ぐ

黒色の素材は紫外線をしっかり吸収してくれるため、紫外線カット率が高いとされています。ただし、黒色は光を吸収する性質があるため、赤外線も同時に吸収してしまい、日傘自体が熱を持ちやすくなるというデメリットも。

 

紫外線対策にベストな日傘の選び方

紫外線対策にベストな日傘の色

紫外線や暑さに対してベストな日傘を選びたい場合は、空から降り注ぐ紫外線だけでなく「地面からの照り返し」にも注意する必要があります。地表や建物から反射してくる紫外線を防ぐには、黒い日傘がおすすめです。

白い日傘の注意点

白色は光を反射するため、照り返しによる光が乱反射し、顔や体に当たる可能性があります。そのため、紫外線対策としては黒の日傘の方がメリットが大きいのです。

おすすめの配色は「外側は白、内側は黒」

そこで最も紫外線対策効果が高い日傘の選び方は、「外側は白、内側は黒」の配色です。この組み合わせなら、空から降り注ぐ紫外線や熱は白色で反射し、地面からの照り返しは黒色でしっかり吸収してくれるので、ダブルの効果が期待できます。

もちろん、どんな日傘でもすべての紫外線を防ぐことはできませんが、この組み合わせなら日傘の性能を最大限発揮できるでしょう。

快適に夏を乗り切るために!日傘を賢く活用しよう

暑い夏が近づくにつれて、日差しの強さも増してきます。紫外線から肌を守り、暑さによる不快感を軽減するためにも、日傘は欠かせないアイテムです。

空からの紫外線、地面からの照り返しをバランスよく防ぐ日傘を選んで、快適に夏を過ごしてくださいね!

 

※この記事は2021年5月の記事を再編集をして掲載しています。

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参照:カラーセラピーランド

   The Ichi

   BEAUTY JOURNAL

 

今年はモノトーンの日傘に挑戦してみるのもいいわね!
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イラスト:飛田冬子