お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2021年04月08日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
日差しが暖かくなってきて、重ね着をしなくてもよい季節になってきましたね。毎年この時期になると気になるのが紫外線対策ですが、先日テレビで見逃せない話題を見かけました。家の中でも紫外線対策が必要なんだそうです! そこで今回は、室内にまで届くという紫外線について調べてみました。
紫外線は短い時間でも肌にダメージを与え、肌トラブルを引き起こすことが知られています。紫外線には3種類の波長があり、特に問題になるのは「UV-A」と「UV-B」の2つ。
UV-Aは3種類の中で最も波長が長い紫外線で、地表に降り注ぐ紫外線の約95%を占めています。シワ、シワ、たるみを引き起こす大きな原因の一つです。一方、UV-BはUV-Aに比べて波長は短いですが、肌へ強い影響を及ぼします。日焼けで真っ赤になったり、やけどのような症状が起きるのはUV-Bの作用によるものです。
そして困ったことに、波長の長いUV-Aは窓ガラスやカーテンを通過して、室内に届くことがわかっています。UV-Aは、1枚の窓ガラスで約30~40%、薄いカーテンで約30%ほどしかカットされないそうです。
さらにUV-Aはピークといわれている4月から8月以外の時期も、ピーク時よりは弱まるもの、1年を通して窓から入り肌に影響を与えます。こうしたことから、時期を問わず、室内でも紫外線対策が必要になります。
それでは、室内に紫外線が入り込むのを防ぐにはどうすればよいのでしょうか? 最も手軽なのは、遮光やUVカット機能を備えたカーテンで紫外線を遮る方法です。薄いレースのカーテンでも紫外線カット効果が高いものがあるので、日の光を取り入れつつ紫外線対策を取ることが可能です。
天窓や小窓など、カーテンを付けるのが難しい場所には、「紫外線カットフィルム」を貼るのもおすすめです。無色透明なので、採光の問題はありません。もしリフォームの予定があるなら、リビングなどいつも人がいる場所や日当たりのよい窓には「紫外線カットガラス」を選択するという方法もあります。
カーテンや紫外線カットフィルムで紫外線を遮ることができない場合は、室内でも日焼け止めを塗ることが大切です。家にいるのに、こってりした日焼け止めクリームを塗るのは気が進まないという方も多いですが、ローションタイプの軽いテクスチャ―の日焼け止めも販売されています。室内なら、UV-AをカットできるPA値が高めな方がよいでしょう。UV-BをブロックするSPFは「30」ほどで十分だそうです。
また、部屋着にUVカット加工を施した衣服を選択するのもおすすめです。羽織るだけで紫外線をカットしてくれるので、1枚は持っておくと便利です。
知らず知らずのうちに紫外線のダメージを受けないよう、毎日の生活に紫外線対策を取り入れたいですね。
■人気記事はこちら!
参照:iniks
イラスト:飛田冬子