玉置妙憂さんの心穏やかになる言葉と瞑想#3

「自業自得」の意味から知る心穏やかに生きるコツ

公開日:2020/08/03

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「ハルメク」の連載でおなじみ、看護師で僧侶の玉置妙憂さん。命の現場に立ち会う玉置さんが仏教の言葉「自業自得」とその意味を教えてくれます。また1分間の瞑想のやり方も説明します。

自業自得の意味

「玉置妙憂さんの心穏やかになる言葉と瞑想」を動画で

6週にわたり、玉置妙憂(たまおき・みょうゆう)さんに仏教由来の四字熟語を毎週1語ずつ教わり、その後1分間の瞑想を行います。今日はその3回目。「自業自得」の本来の意味を知り、その後1分間の瞑想を行いましょう。ぜひ動画でご覧ください。

 

第3回の言葉は「自業自得」。その教えとは?

自業自得

今日の言葉は「自業自得」。

「あれは、自業自得よね」などと悪いイメージのときに使うことが多いかもしれません。けれども、本来この言葉は良いときにも使う言葉なんです。

「善因善果(ぜんいんぜんか)」、「悪因悪果(あくいんあっか)」と言いまして、善い原因には、善い結果がついてくる。悪い原因には悪い結果がついてくる。そして、「自因自果(じいんじか)」。自分の行いに、自分の結果がついてくる。これが、自業自得の基になる考え方です。

「つまり、常々善い行いをしていれば、当然のことながら善い結果が私たちに手に入ります。常々ちょっといい加減なことをしていれば、悪い結果になってくる。そしてそれは、全部自分なんですね。

何となく人のせいにしたくなることってありますよね。あの人がああやったから、こうなってしまった、とか。それから、会社が〇〇だから、自分は今××なんだ、みたいな。どうもその原因というのを、外に持っていきがちです。自因自果と言い、全てにおいて、自分のやったことが自分に返ってきているということなんです。

だから、自業自得というのは先にも申しましたように、何も悪いことだけではない。良いことをしていれば、いい結果が返ってくる。ということなんですね」と玉置さん。

「日々、生活の中では、うまくいくこともあるし、うまくいかないこともある。どんなことにも、必ず自分のこれまで成してきたことに因がある。だから、この結果が出てるんだというふうに捉えるんですね。そうすると良いですよ、自分が行動を変えれば、自分が変われば、結果は必ず変わるんです。それは周りにどんな人がいても、どんな環境にいてもそうなんです。だから、自業自得というのはご自分さえしっかりやっていれば、必ず良い道が現れるよという言葉なんです」
 

1分瞑想のやり方とは?

いすに座っている方は、しっかりと足の裏が地面に着くようにしてください。椅子の背に寄りかからず浅く腰掛け、体を前後左右に振って、ご自分の真ん中の線を探します。骨盤の上に背骨が真っすぐ上に積み上がって、頭を一番上にポンと乗せるイメージ。手の先は上向きでも下向きでもOKです。静かに目を閉じ、呼吸は大きく、鼻から吸って、口から吐きます。吸うよりも吐く方が3倍は長くなるように、細く長く吐いていきます。

玉置妙憂さんの瞑想方法

 

今週の曼荼羅の意味は?

玉置さんが描いた曼荼羅(まんだら)をご紹介。

今週は「宇宙の叡智」(うちゅうのえいち)です。真ん中にある梵字は普賢菩薩を表す梵字。普賢菩薩は、みなさまご存じの通り、知恵の神様です。「宇宙に満ちた知恵がここに表せていればと思います」と玉置さん。

曼荼羅

玉置妙憂(たまおき・みょうゆう)さんのプロフィール

東京都生まれ。看護師であり、僧侶。非営利一般社団法人「大慈学苑」創設者で代表を務める。夫の看取りをきっかけに、その死に様があまりに美しかったことから、開眼。高野山真言宗にて修行を積み、僧侶になる。現在、東京・小岩の榎本クリニックに勤務する傍ら、院外でのスピリチュアルケア活動を続ける。著書に『まずは、あなたのコップを満たしましょう』(飛鳥新社刊)。

 

■もっと知りたい■



玉置妙憂さん公式ホームページ:玉置妙憂「慈憂庵」
玉置妙憂さん公式YOUTUBEチャンネル:玉置妙憂チャンネル 

ハルメクイベント

ハルメクならではのオリジナルイベントを企画・運営している部署、文化事業課。スタッフが日々面白いイベント作りのために奔走しています。人気イベント「あなたと歌うコンサート」や「たてもの散歩」など、年に約200本のイベントを開催。皆さんと会ってお話できるのを楽しみにしています♪

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